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ひとつずつ改善する ~ヒート編~

さて、自分のプレイを振り返っていきます。

何がラースで勝つための障害となっているのか。何が今まで(リーとアリサ)と違うのか…。

前回の記事でラースの特徴を挙げましたが、

・ヒートを発動する技が確定反撃にないこと
・右アッパーがないこと
・ジャンステのあるコンボ始動技の9LKが16Fでなおかつ浮確であること
・置き技の弱点を深く理解していなかった為に置き技を置くタイミングのミスが目立つこと
(横移動されているのに打ってしまう、距離が遠いのにストームヒールを打ってしまう等)

このような点が私のラースの伸び悩みの根本にありました。

確定反撃でヒートに移行する技がないのは私自身では変更ができない要素の為、ヒートに関しては3つの点を重視して闘う立ち回りへと変更しました。


①LPLPLPの精度を上げる

LPLPLPのデルタカッターは1発目がカウンターでヒットすれば3発全てヒットし、ヒートを発動することができる強力な技です。
ですがカウンター確認の成功率はかなり低めでカウンター確認をしないで出し切ることが、龍段になってもかなりありました。
そこで、1発目がカウンターしても3発目の入力が間に合うかどうかは後で考えるとして、とりあえず確反のない2発目までをガードさせるつもりで出してみるということをし始めました。相手にヒートに移行するぞ!というプレッシャーをかけつつ、相手に暴れのリスクを考えさせる立ち回りを重視。そしてなおかつ、相手が動きそうなタイミングをもっと考え抜く。そうして少しずつLPLPLPと向き合った結果、カウンター確認をしつつヒートを発動することや、相手が暴れると思うタイミングで確実にLPLPLPをカウンターで当てるということができるようになってきました。

プラクティスで『プレイヤーのカウンター→ランダム』、『相手の行動→立ち』『ヒット、ガード後の行動→すべてガード』にして最初にLPLPまでを入力する練習方法。LPLPと入力してヒットさせた時に最初の1発目に赤い鋭い光が見えたらカウンターヒットしているのでその後に3発目のLPを初めて入力! 10Fのカウンター確認でヒートに行けるラースにとっては是非習得したい技術ですね✨ 慣れてきたら『相手の行動→立ち』の部分を『相手の行動→ランダムガード』にすると更に実践に近い状態でのLPLPLPのカウンター確認ができて精度を上げることができます💪



②空中コンボ中にヒートを発動し、ヒートダッシュを絡めてコンボをする

今までの私のラースの立ち回りとしては、相手がヒートを発動したタイミングで自分もRP+LKでヒートを発動するというものでした。
というのも、ラースのヒートを使ったコンボは(私にとっては)難しいものだったのです。コンボを覚えるだけでだいぶしんどく、新しいことを覚える為のキャパシティを超えていた為にヒートダッシュを使用したコンボダメージの上昇を意図的に行わないようにしていました。(コンボを作って覚える記事では床割りとヒートを絡めて大ダメージを叩き出していましたが、当時の私にそんな技術はまるで無く…、普通にコンボするのとヒートダッシュするのとで全然ダメージが変わらないということが多かったです。)

羅段の時はコンボを完走するのに手一杯な状況でしたが、臥龍~真龍の時期は、落ち着きが出てきて、頭の中でコンボレシピを思い返さなくてもコンボができるようになってきていました。ようやく余裕が出てきたので、今こそヒート中のラースの真価を発揮すべき時!ということでヒートを絡めたコンボを練習し始めました。

ラースのヒートのコンボが難しいと私が感じていた原因は、エントリー移行技が多い中でどこでRP+LK(ヒートボタン)でヒートを発動させたらいいかさっぱり分からないという所でした。ラースはエントリーの構え中はヒートボタンを押してもヒートバーストが出ず、なおかつヒートスマッシュも構え中は出せないという縛りがあります。

インラシュカレント、6WPのコンボレシピでいうと、

6WP→3LK3~DE移行→DE中RP→3RP3~SE移行→SE中WP(T)→66RKRP~SE移行→SE中WK 69ダメージ

というコンボをしていて、コンボレシピを見て分かる通り、休む暇なくエントリーを繰り返してコンボをしており、どこでヒートバーストを挟むのが正解なのかまるで分からなかったのです。
ここは私では分からない領域だったので素直に人を頼り、どうやってダメージを伸ばせば良いのかを聞きました。

そして6WPからコンボする時にヒートを絡めたい時のコンボは以下のようになりました⬇️⬇️⬇️

69ダメージから82ダメージに…!!
ヒートダッシュ後にその場で6LP+RKでコンボを締められる手軽さも魅力ですね。666LKはヒートダッシュ後の入力では難しい時もある為、安定してダメージが取れるコンボを覚えるのは大切です📝 通常のコンボから13もダメージがアップしたら相手を倒し切れる場面も増えますね💪

コンボレシピはこのような感じとなっております⬇️
6WP→3LK3~DE移行→DE中RP→3RP3~SE移行→SE中WP(T)→66RKRP~DE移行→DE中LP→RP+LK(ヒートバースト)→6LK~DE移行→DE中LPRP6~(ヒートダッシュ)→6LP+RK 82ダメージ

トルネード後に直でダイナミック・エントリーからLPで前進しつつもダメージを取り、なおかつLPで止めることでヒートバーストが打てる立ち状態に戻すというエクセレントすぎるコンボレシピです🌹
私にはこういった頭のやわらかさがないので、思い立った時にすぐに聞いて、すぐに実戦に取り入れることができたことはかなりのプラスでした。その節はありがとうございました🙇‍♀️

このように、コンボ中にヒートダッシュを取り入れることができるだけで、空中コンボのダメージが飛躍的に上がります。その為、通常のコンボルートでは倒しきれない状況でもヒートダッシュを絡めればK.O.に持って行けるということが可能となってきます。これは全キャラ共通で勝率に影響を及ぼす大きな要素です。覚えることがなにかと多いゲームなので、最初から全てを完璧に覚える必要はありませんが、行き詰まったときは鉄拳8の特徴であるヒートを絡めることがとても大切だと実感しました。
ヒートダッシュをコンボに組み合わせることができると、下段捌き等からもまとまったダメージを取ることができる為、普通は小コンボで40ほどのダメージしか見込めないルートでも50以上の大ダメージを与えることが可能になります💪
龍段以下の段位ではヒートバーストやヒートダッシュ等を活用して確実に相手をK.O.するという場面はあまり見られません。自分の段位帯の動きより一歩先に行くことで差をつけていくことも大切だと思いました🌹


③ヒート中の強化技を恐れず使う

ラースの特徴でまとめた通り、ラースのヒート中のキャラ固有の強化点は3点あります。

・LE中のLPヒットで追加ダメージと位置入れ替え
・LE中のRPのノーマルヒットで空中コンボ
・パワークラッシュを纏った状態でSEに直接移行しつつ前進する特殊な技を使用可能

まずはLE中LP(下段)から見ていきましょう。
LP中LPは下段でヒート中は追加ダメージがありながら-12と不利フレームが少なく、キャラによってはガードされても立ち途中RKの確定反撃のみしか入らない強力な技です。ヒットすれば35ダメージが取れる為、LE中LPを当てることができれば試合を有利に進めることが出来ます。

次にLE中RP(中段)を見ていきましょう。
こちらはヒート状態でなければ特定の技の後のトルネード技として機能する以外はあまり旨みのない技なのですが、ヒート中のみノーマルヒットで直トルネードを誘発し空中コンボをすることが可能となります。LE中LP(下段)との対として申し分ない性能をしており、どちらも発生16Fのため、RPLPの逆ワンツー~LE移行の技などをヒットさせた時の+8などの有利フレームを取った後であれば二択に突入することが出来ます。
LEの二択は有利さえ取れれば理不尽なくらいに強いので恐れずに使うことが必要です。
そしてヒート中のLEの二択までに大切のはヒート発動までの間でどれだけ相手に逆ワンツーで揺さぶりをかけられるかにかかっています。(私はそう信じてます)
今作のラースは10FのRPLP(逆ワンツー)を入力すると自動的にLEに移行する為、日頃から確定反撃として逆ワンツーを擦り、逆ワンツー後のヒット後+8の有利フレームを利用した立ち回りで二択をばら蒔いておきます。当然逆ワンツーがヒットした時はほぼ完全二択の状態の為、攻めの起点として機能しつつ、後々のヒート中LE二択の起爆剤としても機能させられます。
LE後にLP(下段)ばかりしていればヒート中にLE移行した時にしゃがんで中段が刺せるかもしれない🤔💭
LE後にRPや立ち途中RKなどの確定反撃のない中段技を擦っていれば、立ってればいいじゃんと相手が考えることでLE中のLP(下段)が通しやすくなるかもしれない🤔💭
そんなことを考えながらヒートに行く直前までしっかりと逆ワンツーをばら蒔いておくことが大切です。

最後に6WK~SE移行を見ていきましょう。
ラースはDEに移行する代表的な6LK(前進して構えに行く行動、ダメージは取れない)がありますが、SEというのは特定の技、6RPLP~SE移行、6LPRP~SE移行、などの特定の技の後に移行する構えでひとつのコマンドでSEに行くというのは不可能でした。
それがヒート中だけは6WKでSEに直接行ける!
その上パワークラッシュを纏った状態!
なんならそのパワークラッシュでK.O.すら可能!
という特別仕様で相手と技がかち合う場面で使うと大変強いです。
使用する前の前提条件として、SEに移行したとしても二択なので、上段でも中段でも下段でも、読まれてしゃがまれたり捌かれたりガードされたりするとリスクがあります。そしてパワークラッシュを纏って突進するという仕様なので、自分の体力が相手の技を1発喰らったらK.O.されるような状況で強引に突っ込むことはできません。二択を通す勇気と体力にまだ余裕があるという状況ならば6WKは最後の砦として充分に機能してくれる為、使い所を見極められるととても楽しいです⚡



臥龍から再スタートとなってしまったラース司令ですが、上記の3点は特に重視して立ち回りました。

本当は横移動スカしからWKでヒート発動等もやりたかったのですが、横移動は実践でやろうとすると全然できず、奥横ならばジャンプしたり、手前ならばしゃがみになったりと、とにかく慣れていなくて相手の技の被弾率がただただ上がるだけという連鎖になっていたので今回は泣く泣く見送りました🥲

横移動が上手な人ならばラースのヒート発動機会が更に増えて『ラース最高じゃん!!』となると思うので個人的には横移動からWKがオススメですし、横移動からでなくとも立ち回りで使うWKについて掘り下げることはとても大切です。私自身が拳帝以降でラースにチャレンジする時はその辺りを重視して立ち回りたいと思っています。


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