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ずっとずっと気になっていたFreewrite Travelerを入手しました

かれこれもう何年前でしょう、コロナ禍の影響でこの2年ほどの記憶がかなり曖昧なのですが、今調べてみたらそもそものKickstarterによる資金の募集開始が2018年でした。もうそんな前だったんですね、このFreewrite Traveler(https://getfreewrite.com/products/freewrite-traveler)の話が出てきたのは…なにしろその当時はこんなことに世界が陥るとは、誰も予測していなかったのですから。
その後実際に製品の出荷が行われたのが2020年、そして2021年になってようやく日本語(2バイト文字への対応)が行われたというこの代物、それでもそのあいだずっと気になっていたのでした。そして、某教授が手放されるということでお声がけをいただき、入手することができました。

実は初代のFreewriteは購入して一時期使ってみたことがあります。そちらに関してはかなりサイズも重さもあり、なかなか使う機会がなくなったので今回譲っていただいた教授にお譲りした経緯があります。同じようなものがいったりきたりしているようなそんな感じですね(笑)
ともかく製品のパッケージなどもかなり洗練されました。

ぱかっとひらけばすぐに文章を入力、クラウドと連携して保存させることができます。わたしは主にEvernoteを連携先にしていますが、キングジムのポメラも2016年にぱかっと開くタイプであるDM200が、2018年には観音開きタイプであるDM30が発売されて現在は製造終了しているように、この手のデバイスが今は無くなってしまっています。
まあ確かに今どきはどこでも「いいね!」だし、写真や動画の投稿が中心で、なんでもレビューしたり文章で伝えるよりも動画でぱぱっとYouTubeやTikTokや Instagramにアップしちゃったほうがはやい時代なのでしょう。
文章をゆっくり書いて草稿をまとめ資料を調べて、とか、アイデアを書きまとめてから、とかそういう時代ではなくなってしまったのかもしれません。
でもね、こういうスタイルはちょっと使うとそれはそれなりに思考の整理ができてよいのですけれどもね。

そうそう、Freewrite travelerの画面は電子ペーパーなのですが、なかなかに発色はすっきりとしていて見づらい感じがありません。また、USB Type Cコネクタで充電できるので、最近でしたらスマホのケーブルとモバイルバッテリいーがあればあまり困らないかもしれません。とはいえ、そこまでバッテリーが減るような使い方をするものでもないので、気づいたときに充電するくらいで全く困らなそうです。

サイズ的にはフルサイズのキーボードを700gちょっとで持ち歩けることになります。ポメラDM200が確か600g近くだったので、重量としてはこの程度の差になります。ATOKが使えてかつ原稿用紙などのレイアウトを選択できるなどポメラならではの機能にこだわらないのであれば、Freewrite Travelerもそう悪くないとは思えてきます。何よりこのデザインと質感、私個人的には大好きになりました。

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