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「理想的な終活」

2022年12月某日
前回 「世界は優しいで出来ているか」

 配信者の一定数が3か月以内で引退してしまう。これは現実なのでしょうがない。

 アーミーをしていたライバーPNさん👓が配信1周年を期に卒業する旨の発表を行った。
 以前、唐突にやめてしまったライバー様がいたので、比較するとそこまで衝撃ではなかったが、やはり心に来るものがあった。

 ライバーPNさん👓も兆候はないわけではなかった。ギフトがそれほどとばない、、イベントをやってみてもガツっと伸びるわけでもない、、というところが本人もヤキモキしたところであろう。またやはりVライバーであることが打開する決定打を作れないのがよくなかったと思われる。

 また決定的になったのはたまに現れる「イベント出なさい」系の指示系リスナーの扱いがあったと思われる。ライバー本人は毎日配信を軸にじっくりとやっていきたかったようであるが、イベント好きなリスナーさんがやってきて常にけしかけてくる状況がしばらく続いていた。
 また本人もイラストレーターや漫画の仕事に本格的に取り組みたいという意向を、配信内で少しずつ語り始めていた。

 しかしまったりとお話もできて、ゲーム・イラストの話も聞ける、ギフトもある程度飛ぶ、、という心地の良い枠だっただけに、寂しさはひとしおであった。救いはやはり急にパタリと辞められたわけではない、、というところである。
 本人なりの気づかいで、1周年という区切りで卒業という道を作ってくれたのは、我々にも終活の準備ができるということでありがたい、一つの終活の在り方であるな、、と感じ、、半月後の最後の時をゆっくりと迎えることにした。

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