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『リーダーの仮面』 ~気づきが多すぎました。

こんにちは!りのぴーです♡

『リーダーの仮面』
本屋さんでパラパラ読みして面白すぎて即購入。
こんなに早く読み終わった本は超久しぶりでした。
りのぴーはほんと本読むの遅いので。
とても面白くないと眠くなるしwww

特に印象に残ったところを紹介します。

リーダーはプレイヤーとしてトップを走る必要はない。
リーダーとしての役目を果たせば良い。

ということ。
凄く納得がいきました。
しかし、色々言うけど、あなたはそれできるの?って部下につっこまれることはあるよねー。とは思った。しかし、そこは仕事とは関係ないから答えないスタンス。

感情を持った人間だからこそ起こり得るリスクを考慮しない振り切り方がいいですね(笑)

あと、

よほど凄いことでもない限りむやみに褒めない。また、叱らない。

目標達成したら、
「達成ですね。お疲れ様でした。」

達成しなかった場合、
「未達ですね。次はどうしますか?」
と言うだけ。
次のアクションは全部部下に考えさせる。

それだけでは、達成できるスキルが不足していたり、考え方に至らない人は永遠に無理なのでは?とも思いますが、それにはもう一つ策があり、

うまくいっている人のやり方はすべて公開する。

というもの。
こうすれば、知識の偏りなどを防ぐことは可能ですよね。

まあ、これも正直、
・誰1人できる人がいない部署はどうするの?
とか、
・できる人が不公平感を感じでいい印象を抱かなくなるのではないか。そしてできる人がやめてしまう、またはできる人ができない人へ冷たい態度を取るようになって、やりにくくなる。もっとひどいと、達成のために人を陥れるようになるとか。
・目標設定の段階でごねられる可能性
もありますよね(笑)

などの弊害はあると思うんですよね。

でも、本書はその弊害を無視しています。
そこはリーダーの役目ではないから。
リーダーの役割は、部下を成長させ、チームの成果を最大化させることと書かれています。

感情面を無視すると、上記弊害により、会社全体の損失にも繋がるけど、一時的な損失で、組織の歯車として機能する社員だけが残れば良いという考え。

そして、

部下とは距離感を持て

と。
それは大事だと思います。
ダメな例として、
「今度飲みに連れてってあげるから。」などとプライベートで仲良くして部下のご機嫌取りをする
など。
それがダメなのは完全同意です。

意識して部下と距離を取り、目標達成できないといずれ見放されるのではないかという恐怖心を与える
というのだ(笑)

すみません。面白すぎましたwww
そんな状態になるのか?
そうなる人ってもともとトラウマがあるんじゃないかと。

自分は仕事だけとはいえ、へんな恐怖感など与えてはならない。パフォーマンスが最大限に発揮できなくなると思っています。みんなが平和にストレスなく仕事ができることを望んでいるので。

そのせいで、グループの目標も達成できないことも多く、なあなあになってたりしています。
だからとても考えさせられました。

「部下を成長させる」というリーダーの役割ですが、私自身は成長が何よりも嬉しいですが、みんなそうだとは限らないので、それを押し付けるのは良くないと思っていたので、少しこの著者の考え方を取り入れてバランスをとっていきたいと思いました。

あと、

しっかりとした平等なルールを決めて明文化。

これができれば評価するし、できなかったら評価しないということをあらかじめはっきりしておくこと。

というのは物凄く大事だと思いました。

また
「これはなぜやらなければいけないのか?」
などという疑問は、

「前からやっているから。」などという理由はだめで、前からのものでも精査してやるべきだと思ったのであれば
「私が決めたからやってください。まずはやってみてください。」
と責任の所在をはっきりさせた上でやらせる。

というのもなんか昔ながらの感じですよね。
「とりあえずやってみてから考える」って凄くいいと思います。やってうまくいかなければ初めてそこからどうするか?が生まれてくるのだと思います。

今はフラットな横並びの関係が推奨されていますが、あえて上下関係を重要視する考えですね。新鮮ですね(笑)
いや、上下っていうのは、ちょっと言い方が上手じゃないかも。役割の違いというところですかね。軍師と武将みたいな感じかな。

著者は感情面を無視していることについて、
会社は孤独を埋める場ではないし、
会社はそれを与える場ではない。
個性を大切にするようなことなどは、会社以外の他の場所でやれば良い。
とのこと。
これは、本当に同意だと思いました。

感情面を軽視することは時には組織の損失につながることもあると思います。著者はこれらの問題を認識した上で、あえて無視している点が、この本の尖った側面を表していると思います。

わたしはそれを飛び越えて、この本のいいとこどりをしたいなーと強く感じたので、それだけ書き方が気持ちいいんですよね。

全体を通して、リーダーシップに対する新たな視点を提供しており、多くの読者にとって考えさせる内容だと思いました。

気になる方はぜひ、読んでみてくださいね。

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