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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』ネタバレ感想

こちらは、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』
ネタバレ感想なので、まだ映画を観ていない人は、絶対に読まないでくださいm(_ _)m

後章もとっても面白かったです!!

注目箇所がいつも独特なので、
一個人の意見としてご了承の上、読んでください。

では、感想です。

この後章でわたしが一番注目していたのは、
おんたんが変わったことが、自分の意志だったのかどうか
でした。

ほんとここだけが一番知りたかった部分なので、
おんたんが自分の意思で変わったことがわかったこと。
シフターに乗るのも自らの意思で乗ったし、
シフターで旅立った時に、変わることを決意してそれを貫いたこと。

それがわかったので、もうこの映画はわたしにとっては
大満足でした!!
(おんたん好きだわ~❤)

世界を救うのが、大葉1人頼みなのが、なんだかなーって感じだったけど。
実際の年齢もわからないけど、負荷高すぎじゃね?って(笑)
でも、おんたん達、地球人の身の丈にあった現実的な選択なのは納得だよね。
(それより、本当の名前は何だったんだろう?怪しまれるし、せめて大葉呼びやめようよって笑)

あと、兄はおんたんと一緒に過去について行かなかったの?
絶対ついていったんだと思っていたんだけど。
そこはついていってほしかったな。うーん。

過去にいくことで世界が滅んでも身近な人間を大切にするというのは、普通に納得のいく答えではある。
門出もおんたんと同じ要素を持っていると思ってて、逆の立場だったら、きっと門出がおんたんと同じことしていたんだろうなと思うし。

でも、世界が変わったのはおんたんのせいじゃないでしょ。
そんなんなら、とっくに世界は滅んでるから。
先行調査隊が無事に帰って助言したからといって、侵略が止まったかどうかもわからないし、変わったおんたんがいない元の世界は侵略者を助けられたかどうかもわからないし、もっと悪い結果になったかもしれない。

実際、今のわたしたちの現実世界で同じように侵略者が来たー!ってなって、同じような状態になったとしても、きっとこの映画の結末とほぼ変わらないんじゃないのかなと思う。

放射能とか、コロナとか、危機的状況があったけど、今の日本を見ているとわかる。
たまたまどちらもほぼ収束したから普通の生活できているだけで、今でも収束していなかったたら、大変なことになっていると思っている。

それから、最後に出てきたもっと上の者の存在。
この世と同じでまだわからないこと、どうやっても制御できないことはあると思う。そういうことを示唆してて、まさに現実世界を表していると思った。
時間に限りがある映画だから、詰めた感はあったけど、
あれだけのことが盛り込めれば十分だと思う。

先行調査隊の人が過去の記憶を覗いている大葉の存在に気づいて、
パスワードを伝えるシーンが震えた。
時間がつながる瞬間。どっちが先なの?というパラドックス。
無数のパラレルワールドの1つなのかな?
最初の世界も次の世界もおんたんや門出は侵略者に優しくしたからこそ、この結果になったのだから。
しかし、制御パスワードが「トモダチ」っていいなぁ。
自分はそれを必ず設定するだろうというしっかりとした軸を持っていることも良かった。

あと、マコトも良かったなー。自分自身が男性なのにかわいくなりたいという矛盾?を抱えていたからこそ、人間なのか、侵略者なのかわからない大葉を自然に受け入れられたのだろうと思うところが素晴らしかった。

逆にふたばはピストルをおんたんに押し付けたりはえーっって思った。
おんたんなら何とかしてくれるってみんながわかっているのが凄い。みんながおんたんを頼りにしているのだ。

でも、おんたんは普通の女子なんだよ!
意識して変わったんだから!

そして最後の方のズワイガニが笑えたw

ほんと盛りだくさんな映画でした。

原作も読んでみたくなりました。







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