見出し画像

ありがとうを大きくする

ちょっと記憶に留めた気持ちを記録しておきたい。

ほんちゃんが幼稚園の間に…と買い物に出たある日。買い物カゴをもち店内をぐるぐる、のんびり回っていた。

するとわたしたちと同じような親子がお話しながら前方からやってきた…と思ったらすぐ狭い通路で鉢合わせた。

なにも思わず「どうぞ〜」と無意識のまま道をお譲りしたところ、相手側のママさんのほうもちびっこの手を繋ぎ誘導したまま「わー、邪魔だって〜」と優しい声で言いながらわたしを避けて歩いて行った。


数秒停止して考える。


…邪魔?

そんなこと微塵にも思っていない。
ただ狭い通路だっただけだし、辿々しく歩く小さな愛しい人間を避けることに何の疑問もないのにな。

と同時に自分の言動にも気をつけようと思った。
このママさんはおそらく日々穏やかであたたかい子育てをしていると思う。きっとこの子も優しい子に育つだろう。声色でなんとなく分かる。ママさんが正しいかとかそういうことじゃない。

ただちょっとした一言で、他人からの優しさを曲がった形で受け止めてしまう可能性がある。ということを学んだ。

いただいた言葉をポジティブに捉えるって、重要なことだと思う。自然とありがとうが増える生き方だ。


すごく些細なことだ。また繊細過ぎだよ!!と言われるかもしれない。(昨日も夫に苛立ちながら言われた)
でも繊細だから、気付けてよかったと思ってる。傷つくことも多いけど学ぶことだって多いんだ。


買い物での一瞬の出会いは、子育て観をまた改めるいい出会いだった。小さな声かけから見直していこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?