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新卒を捨てるか捨てないか悩んだ話。結果、新卒は捨てなくて良かったよ!!!

今年の春で社会人4年目。
3年ちょっとお世話になった会社を退職したので、これまでのことを綴ってみようと思う。


2018年3月。
私たちの代の就活が一斉にスタート。
当時の私は就活の意欲は全くなく、
「就職なんてまだしたくない。海外に行きたいのに何でこんなことやらなきゃいけないの。。」
と、ずーーーっと思ってた。
皆んなが動いてるからとりあえず動いてる、
そんな感じだった。
当たり前だけど、まったく身が入らず、うまく行くわけもない。やりたい仕事あるわけでもないので、就活の軸はブレブレ。

適当に就活の展示会場を歩いていた時、とあるエンジニア系の企業に声をかけられた。
行くところもないし、とりあえず話を聞いてみると、どうやら未経験でもエンジニアになれるらしい。
「プログラミングできるようになって、手に職つけられたら、海外フラフラしやすくなるじゃん!?」
なんとも安直な考えで、未経験にもかかわらず、エンジニア職に就くことにした。



2019年4月。いよいよ入社。
2〜3年働いたら辞めて海外に行く。
たったの2〜3年だから耐えろ自分。
と、言い聞かせながら新生活をスタートした。

未経験でも現場で活躍できるように、
研修制度は整っていると説明会で聞いていたので、もちろん事前学習など何もしてない。
ところが、研修はとても未経験向きとは言えず、まっっっったくもって付いていけない。
ただただ時間だけが過ぎてゆくだけで、
何も身に付いていない自分が情けなさ過ぎて
本当に本当に苦痛な時間だった。



毎日半べそをかきながら受けた、2ヶ月間の研修が終了。その後、プログラミングのプの字も知らないまま、現場に放り出された。直属の上司は手厚いサポートをしてくれたが、私の理解があまりにもポンコツなので完全にお荷物状態。
今まで仕事(アルバイト)は、バリバリ動ける人間だったので、"使えない自分"が受け入れられなかった。

動ける人間になるにはもうコツコツ頑張るしかない。ある日突然スイッチが入って、私は定時後ほぼ毎日2時間ほど自主学習に励んだ。
迷惑なのは承知で、上司にマンツーマンレッスンを頼み込んで、みっちり教えてもらった日もあった。

必死に頑張ってるつもりでも、自分で成長を実感できないので、社会人1年目〜2年目までは、
「ホントにプログラミング向いてない。最悪○月でもう辞めよう。」
と思いながら毎日過ごしていた。

ところが、諦めずに3年頑張ってみると、
「あれ?読めるし書ける。私プログラミング向いてるじゃん!!!」
と思えるようになったのだ。
この瞬間、諦めなくて良かったと強く感じた。
未経験から1つスキルを身につけられたことが、私にとって大きな自信になった。
知見がないことでも、私ならやれる!と思えるようになったから、あらゆることへのハードルが下がった気がする。


新卒って特別なスキルがなくても正社員になれる、ある意味最強の制度なのかもなあ
特に私のような平凡ポンコツな人間ほど、失敗が許される若いうちに企業に育ててもらって、経験とスキルを身につけた方が、この先の人生ちょっとリスクを負うような大胆な挑戦とかもしやすくなるんじゃないかと思う。

少なくとも私は、新卒で3年働いて、お金を貯めてスキルを付けてからやりたいことをやる。
この順番で間違ってなかった!!

これからの人生は思う存分やりたいことをやりまくるよ〜!!

おしまい

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