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まだ見ぬ長男の彼女
就職し家を出て、彼女と一緒に暮らしている長男。
今日は久しぶりにちゃんと話をした。
半年以上ぶりだろうか。
彼は優しくのんびりした話し方をする。
そうか、彼女はひとつ年上なのか。うまくいってて良かった。
結婚はまだなのか。
貯金10万円では、結婚してとも言えないからね。
母として伝えた言葉
「今度、彼女を遊びに連れておいで」
3年ほど前、長男の住む寮の部屋を訪ねた事がある。
管理人さんが部屋を案内してくれた。
部屋の中は、酒の缶が転がり、ラーメンの殻や弁当の殻が散乱していた。まともな生活じゃないな、と思った。
1人泣きながら部屋の片付けをした。ハタチそこそこの長男を、こんなに荒れた中で暮らさせてしまったという、自責の思いでいっぱいだった。
それからしばらくして、うつ状態になった彼は仕事を辞めて、千葉から福岡に帰ってきた。
今日、初めて中に入った2人暮らしの部屋は、キレイに整頓されていて安心した。
心が落ち着いてるんだろう。
彼女に感謝。
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