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マンガ感想 渡邊ダイスケさん『善悪の屑』

マンガ王国で読みました。

比較的有名な、実際に起きた事件をオマージュしているものもあり(もしかしたら全てそうなのかもしれませんが、私が知らないものもありました)、その犯人がこの世の中で普通に暮らしているということを考えると被害者ご本人やご遺族の方はどのようなお気持ちだろうと胸が痛くなります。

未成年の時に大きな事件を起こすと、そのあとに成人してからも「元少年A」という呼ばれ方をしていますよね。
成人したらもうそういうのはいいのではないかと思うのですが、そういうものでもないのでしょう。

マンガの中でグロテスクだったり暴力的な表現が多く出てきており、読む事にエネルギーを使う為、別のタイトルで続編も出ているようですがそちらは未読です。
復讐の場面でも多いのですが、犯人がどのような悪事を働いたかというところを読むのが辛いのです。復讐を容赦なく行うという点がこのマンガの特徴なのでそこは大丈夫なのですけれど。

司法には限界があり、過去の判例に則った判決になることが原則とされていると思います。
また裁判員制度が始まってから10年以上経過しておりますが、まだまだ問題がたくさんあるようです。
いつ自分のところにその通知が来るかは分かりませんが、今のところは引き受ける方向で考えています。

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