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雑記 大学生の一人暮らしに向けて

 現在、下の子供が大学生として一人暮らしをしています。年に数回しか一人暮らしをしている部屋を訪れないので、普段の生活は細かいところまで見たわけではないですが、なんとか生活しているようです。
 進学校といわれる高校に行くことが決まってからは、家から通える範囲の大学ではないところに進学することも想定し、一通りの家事ができるようにと家事の分担をしていました。掃除、洗濯(洗って干して取り込んで畳んでしまう)、料理、食器洗い、ゴミの分別などをとりあえずやれるようにしました。
 特に、料理は一から全てというわけではありませんが、実際に切ったり、下ごしらえをしたり、炒めたり、といった作業もさせていました。小さい頃に子供用の包丁を買っておままごと程度にはやっていたのですが、大人が数名で食べる量を扱うことはなかったので、改めて教え直したという感じです。
 おかげで、最低限のバランスを考えたメニューは高校生のうちに作れるようになりました。
 あと、白米ではなく、雑穀米に慣らしておいたというのも栄養バランスを考えると良かったことかもしれません。
 小学生の頃にスポーツ少年団、中学でも運動部だった影響からか、とにかく米をたくさん食べる傾向にあったので、せめて少しでも他の栄養素がとれるようにと白米から少しずつ雑穀米の割合を増やしていきました。初めは抵抗があったようですが、慣れていけば問題なく食べられるようでした。一人暮らしをしてからも、雑穀米を一度に多めに炊いて、小分けして冷凍しているようです。カップ麺や菓子パンを安易に食べるよりは健康的なのではないかと思います。

 掃除に関しては私の中に特別なノウハウのようなものがないので、面倒くさいを解消すべく、あらゆるところに使い捨ての掃除用具を使用して乗り切れるようにしてあります。あとは、換気扇やエアコンは予めフィルターをし、それを交換すればある程度はしのげるように、また、引っ越し直後にマスキングテープで手入れが簡単なようにと、工夫もしました。
 風呂はカビが生えないような薬剤を置いて、さらにカベの水気はスクイジーで取り去って、なるべく掃除を簡単にしているようです。この辺は一人暮らしをするにあたり、YouTubeなどを参考にして自主的に取り組んでいました。

 家から通える範囲の学校に進学することが決まっているなら気長に構えれば良いかもしれませんが、もし一人暮らしをする可能性があるのなら、早めに準備をする方が良いと思います。
 なぜなら、受験勉強の追い込みの時期に急に家事をやるなんてことはできないからです。また、家事分担が当たり前になっている状態で高校のテスト期間を過ごすことで、勉強と家事の両立ができるようになります。一人暮らしになった大学生でのテスト期間も生活がそこまで乱れないで済むのではないかと思います。

 あくまでもお金があまりなくて、様々なことをお金で解決できない親の体験談なので、潤沢にあるご家庭はまた違う解決の仕方があるかもしれません。
 このnoteがいつかどこかで誰かのお役に立てたら嬉しいなと思う次第です。

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