読書感想(Audible版) 森絵都さん『無限大ガール』
Audibleのお試しで聞きました。
Amazon Kindleの読み放題にもあるもののようですが、そちらでは読もうと思わない類いの本なので良い機会になりました。
内容は「小中学生の夏休みの課題図書とかでありそうだな」という感じです。
少年少女のときは真剣に悩んでいることも、おじさんやおばさんになってみると可愛らしく見えるものだという感覚とでもいいましょうか。
その可愛らしい悩みを軽くみているということではなく、そうやって人は成長していくものなのだという気持ちです。
おじさんおばさんの悩みもおじいさんおばあさんになったらちっぽけなもののように感じるのかもしれないので、今の自分ができる限りのことをするしかないのでしょうね。
読後は爽やかな気持ちになれるので、荒んでないけどなんとなくすっきりしないなんていう時に読んで(または聞いて)みるといい本だと感じました。
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