武雷管MV考察
【MV】武雷管 / 「BURAIKAN is Back」- Paradox Live(パラライ)-
の考察記事になります。
オタクの妄言、考察ですので本作品、公式様とは一切関係ございません。ラップ、HIPHOPの知識もございません。ご了承の上、閲覧をお願い致します。
またこの記事について、公式様へのお問い合わせなどはされないよう、お願いいたします。
<武雷管の背景>
HIPHOP界で様々な伝説を打ち立ててきたチーム、武雷管。
HIPHOPを最も愛した伝説のラッパー MC NAME:修羅
HIPHOPに最も愛された伝説のラッパー MC NAME:夜叉
の二人のチームとなっています。
「世界初の幻影ライブ敢行」「デビューからわずか1年で世界中のヒットチャートを独占」「総売り上げ枚数20億枚以上」「各地の世界遺産や類を見ない場所でのライブ活動」など、逸話が多く存在している。
そんな二人が10年前に姿を消して以来の新曲です。Twitterでも記事があがっていますが
「武雷管は今も存在しており、幻影ライブをすること自体は可能だ」という発言が確認できており~(以下公式Twitterにてご確認ください。)
記事内で、今も世間から身を隠しているだけ、との記載があるためMVは10年前の姿で作られたものと仮定して書かせていただきます。
<二人の関係性>
MVビデオを見る前にボイストレーラーを確認しました。
夜叉:圧倒的な天才、原点にして頂点、修羅は俺が見つけた宝物
修羅:徹底的な天才、料理と作曲は天下一、夜叉が連れ出してくれた夢の先
上記が動画内で記載されています。詳細は公式youtubeチャンネル、もしくはTwitterでご確認ください。
夜叉が修羅を見つけ修羅がその夜叉に連れ出され、ともに武雷管として伝説を打ち立てていったのだとわかります。
また、夜叉はラッパーと職業が書かれていますが、修羅はラッパーと、トラックメイカー(バッキングトラックの作成や作曲や編曲を行う立場)と記載があります。
これは修羅が音楽を作り、その音楽で夜叉と修羅が歌っていたのがわかります。(大事)
記載とは別にセリフがあるので、そちらを聞くとお互いを信頼していると取れるセリフがあり、夜叉はかかって来いと挑発的に、修羅は限界を見に行くぞと夜叉に語り掛ける、お互いを補い合うような構成をされていると感じました。
<考察の前に…>
二人の髪、瞳の色がリンクしています。紫と黄色。紫と黄色は補色と言われる色で、色相環では真反対に位置している色です。声色や、性格、それを反対として示すにも良いキャラクターデザインでワクワクしたのは言うまでもないです。
そして補色についてグーグル先生に聞いたところ、下記のように教えてくれました。
二種の色(例えば黄と藍(あい))の光を適当な割合で混ぜると白色光になる時、その一方の色に対する他方の色のこと
当方の考察において重要な部分となるため、先に記載させいていただきました!では以下より、詳細考察をMVの時系列に沿って書かせていただきます!
※オタクの妄言です。いやその解釈は違うでしょ!という場所は多いかもしれませんが、一個人の考察として受け止めて頂ければ幸いです。
<MVでわかること>
この記事を読む前に一通り、MVを見て頂けるとわかりやすくなると思います。下記よりどうぞ。
【MV】武雷管 / 「BURAIKAN is Back」- Paradox Live(パラライ)-
とても最高の歌、最高のMVですが、不穏が見え隠れしまくっていて心臓が痛いのがわかっていただけるんじゃないでしょうか。
では、曲の頭から順を追っていきます。
0:12~ BURAIKAN is Back と夜叉のタイトルコールが入ります。その後is Backと修羅のコールが入り、曲が始まります。(エモい!)
0:20~ 前奏が終わり、二人が双龍と稲妻を背に登場。(エモ・・・)
まずこの時点で、夜叉と修羅の立ち位置に対応する龍の色に違いがあります。夜叉側、少し黒の強い龍、修羅側、金の強い龍。
始まりにふさわしく、歌詞も金で書かれ、装飾もきらびやか、しかし足元には髑髏が多数。これは今までバトルして倒してきた相手をイメージして作られているんじゃないか、と。勝手に思っています。
0:25~ 変わらないものが の箇所が、黒い靄?液体?に消されています。今後ずっと変わらないものの部分には黒いこの液体がかかり続けます。変わらないものなんてないよって言いたいのか…?10年も経ては人も変わるよね
0:30~ バラバラのままでと歌詞が入り、画面左にバスケットボールが鮮やかに描かれ夜叉が元プロバスケット選手であったことを示しています。
0:33~ 修羅へと切り替わり、左側にはMixTapeと、最近の子知ってるのかな…これ、カセットテープって言うんですけどね、あの穴が開いてるところに鉛筆とか入れてビロビロになったテープを巻いて戻したりしたんです。これが巻き戻し。修羅側はこちらに色がついておらず、反対側に色がついています。
0:36~ ついてきなオレらの後ろ、この部分、"オレ"のみが光輝いています。二人のチームなのにね……(◞‸◟)これ、他の歌詞部分でも同じようにされています。
0:38~ ここがまず重要な箇所なのですが、地面に反転している影、というより鏡のように反射してる場所が夜叉だけ、映ってません。そして、画面が一瞬途切れるようにカットインされます。(止めるのがとても難しいので、再生速度をめちゃめちゃ下げてスペースキーを連打で確認してください)
カットインでは膝上だけ、まるっと反転させられ、影のあるほうに夜叉が、ないほうに修羅が映ります。ミスかと思いましたが、もう一か所カットインが入る場所は同じようにこの演出がされています。
0:45~ バスケットコートに立つ夜叉がかかれており、バスケットボール、夜叉、ともに影が同じように書かれています。同じ光の当たり方同じ影の付け方をされているため、この時の夜叉はプロバスケット選手であった時を示唆するために描かれているのではないかと思います。ここ以外影ないね。ツラ…
0:49~ 点滅する黄色信号 と歌詞があり上から夜叉が。黄色は夜叉のイメージカラーといっても過言ではないため、点滅→不安定を表現されているのでは?
0:51~ ここでも夜叉が足元の鏡のような床に反射しておらず、後ろのバイクがそのまま反射しています。そして、稲妻から出る光が夜叉ではなく修羅を照らしています。ここは正直なにを意味しているかわからないのですが、スポットライトが二人に当たらないなんてある?と不思議な箇所。
1:01~ ここからめちゃめちゃ忙しいです。が、最後までMVを見ていないと訳が分からない記号が出てくるため、先にその部分説明させていただきます。2:54に、二人の立ち絵の目の部分に、〇と×が書かれています。
修羅には両目に〇、夜叉には両目に〇、と右目に×が書かれています。
〇が修羅、×が夜叉だと勝手に妄想し、ここから読み取って考察をしています。
まず、四角い枠に と、ここで枠という文字に×が表示
はめられた奴 とここで、はには〇と×、その後、はとめに大きく〇、めには〇とただの斜線、らには〇と×、れたには〇と斜線が重なって表示
枠にはまっているのは夜叉、と読み取れますが、〇側、修羅が読み取れません。単純に歌詞に沿っていいのか、〇と×に深い意味、また、雑に書かれた〇にも意味があるのか、わからないためほかの方の解釈に任せます。
そして、冷めた目で、とスプレー缶が表示されます。紫の色が乗って。これも、スプレー缶の上部分が〇としていいなら修羅。
諦めたやつ、の部分で廃墟のような場所に立つ修羅ですが右側に影が作られており、過去に荒れた様子を表しているのではと思いましたがこれは完全に推測でしかありません。壁に書かれている文字も、武雷管以外の英語?英語なのかな、読み取れず。翻訳に入れて見ましたが翻訳してくれることはなく、私の綴りが違うのかもしれません。助けて有識者。
心の底に と歌詞が出た部分では、はめられた奴、と同じ、全く同じ流れて〇と×と斜線が出てきます。そして次の不満、には、先ほどの"枠"に乗った×と同じ×が出ます。
1:08~ 俺のバースで今目覚ます と歌詞が始まる部分、後ろにVERSEと連続で表示されています。歌詞から読み取ると、Rebirth - 英語で「再生」「復活」の意。や、Reverse - 英語で「逆」「反対」の意。のどちらかに駆けられているのでは。
武雷管の復活、再生にRebirth、二人が補色関係であるReverse、どっちもあってエモ……とオタクの鳴き声をあげてしまったのですが、
ついてきなオレらの後ろの時に、反転して表示される二人に引っ掛かりがあります。
1:10~ 修羅がバイク前に立ち、反射する床の場所(ここは灰色)で歌っています。ちゃんと床に反射している修羅が見えます。が、バイクは灰色で書かれています。二人で立っているときは金色だったバイクが。
1:20~ レコードが表示され、そのレコードが音が始まると同時に黒い液体にかき消されます。レコードがなければ音は鳴りません。音楽を作る人がいなければ、ラップをすることはできないのです。
そろそろここあたりから、画面に色がなくなってきているのがわかると思います。最初はきらびやかな金で始まっていた二人の曲ですが、だんだんと色褪せ、黒と白で構成された画面に変わっています。
1:21~ どれだけの時が流れても と歌詞が始まると同時に、スポットライトが下から上へと流れていていきます。ここで、夜叉の影がなく、スポットライトも夜叉の部分だけ陰っているのが見てわかります。この演出はこの後もあります。
1:36~ ついてきな、と始まって先ほど上がったスポットライトが上から下に降りてきます。ここの影、夜叉に影がないのはもちろんなのですが、修羅の影が夜叉の影に変わっています。もたげている頭の位置、肘の位置が修羅のそれとは違います。スポットライトが下から上がるときは修羅の影なので、1:21を確認してもらうとわかります。
スポットライトが二人に重なったタイミングで、修羅の姿だけがライトでかき消され、夜叉だけが残されています。この演出はもう一か所あるため、ミスではないのがわかります。
また、ライトで消される前、修羅の姿がぼやけているのがわかります。下からライトが上がる時にはされていない演出でした。
1:46~ 個性がないやつは、と始まった時立っている夜叉はもちろん反射していません。ですが、後ろにあるバイクは金色で描かれており、先ほどの1:10の時の修羅よりも鮮やかに描かれています。
1:51~ 二人が登場し、稲妻と龍、バイクを背に歌っています。
ここ、修羅は一度も歌いません。また、背景の龍も、双龍だったはずが、最初に夜叉側にあった龍しか描かれていないのがわかります。そして歌詞の「今目にしているのが伝説だ」と、歌い上げています。
ここは鮮やかに金で装飾を施され、先ほどまでの色が欠けていっていた構成からかなり変わっています。
2:01~ 不気味で不滅。ここに先ほどの〇と×が再度登場します。
不気味には×、不死身の不死鳥は"はめられた奴"と同じように〇と×と斜線で作られた図形が同じように出ます。
不気味の×は、過去に出た×とは違う書き方をされています。
また、修羅の後ろに映る影、バンダナを巻いたような姿が。髪も括られています。修羅はTwitterの記事内で実家が中華料理屋と書かれており、雷麺亭というお店も出てきています。雷麺亭が実は実家であり、現在は実家を継いでいるのではないか、その姿の影なのではと予想できます。
どうせ一回だぜ人生、と書かれた部分、背景には沸くオーディエンスとラーメンの器を想起させるような模様。人生の大きな文字が表示されるときにはラーメンの器を想起させる模様のみが表示されます。
2:26 ~ 変わらないことが、とここでも黒い液体に飲み込まれています。
ここまで、修羅の歌っている歌詞すべて白か銀で書かれており、夜叉と修羅二人が歌っている部分以外に色はついていません。イメージカラーが夜叉が黄色、修羅が紫であることは分かるのですが、一度も紫の色で書かれている場所がありません。
2:40~ 浮かんでは消えてく蜃気楼~ ここで修羅が液体に飲まれていく姿が見えます。
ここから、歌詞は白か黄色、かすんだ文字で描かれていきます。
以下はくりかえしとなっています。
ここまで動画を追って説明をさせていただきました。ここから、考察をさせていただきます。
<考察>
・この二人は現在一緒にいないのでは
歌詞にバラバラのままで辿り着こう、や、片や影がなかったり、記事にもある「武雷管は今も存在しており、幻影ライブをすること自体は可能だ」という点、夜叉には強大な幻影を生み出せる力があるという点、を含めこのMV自体が夜叉の作り出した幻影なのではないか。
また、現在も姿を隠している二人の容姿が若すぎるため、10年前の伝説を作り上げた姿でMVを作っている→あの頃の伝説をもう一度と願っているのではないか。
修羅は中華料理屋で働いており、復活すること自体が可能ではあるがその復活を待ち望んでいるのは夜叉なのではないか。と考察しました。
・修羅→夜叉と思わせる運営のミスリードでは
影が修羅しかなかったり、歌詞で復活を待ち望んでいる部分を修羅が歌っていたり、夜叉のわがままに弱い、ボイストレーラー最後のセリフなど、修羅が夜叉を追っているような演出が多々ありますが、運営のミスリードなのではないか、と。
修羅の影が薄くなる、その影が夜叉になる、影がある足元を残して反転させる、など、このMVでは夜叉=修羅と読み取れてしまうような箇所が多々ありました。
以上、オタクの妄言考察でした。
シンプルに修羅が夜叉を求めているんだ、というのでも心臓が痛いですが、夜叉が復活を待ちわびているのだとしたらもっと心臓が痛いな…っていう考察です。
ここまでお付き合いくださりありがとうございました。
最高のMV、出会えてよかったです。(みんなの考察も聞きたいな…)
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