下北沢っていいなぁ そう感じ始めた日が いつなのかも 何がきっかけなのかも まったく思い出せないけれど 気づいたときには 下北沢に憧れ 下北沢を夢みる ひとりの女子高生がいた しかし 当時のその子に下北沢という街は あまりにもハードルが高く 遠い存在だった かっこいいバンドマン達がひしめき みんな一様に古着を着こなし オシャレで入りづらいカフェが立ち並ぶ そんな幻想を抱いていたのだ そんな女の子 こと"わたし"と "下北沢" の関係性を ふと文字に起こしてみたくなっ
実は 下北沢にはパン屋さんが少ない というか ほとんどないと言った方が 正解かもしれないくらい ない そんな中 中心街からはちょっと外れたところにある 「ミクスチャー」 ほんとはあまり教えたくないけど あまりにも美味しくて あまりにも好きすぎるので 紹介しちゃおうかなと そんな感じです 内装がすんごい可愛いというのはもちろん ポップのセンスがほんとうにすきなのです こちらはエリンギフォカッチャのポップですが 「生えたよ!」って すべてのパンにこんな調子で
"カフェ巡り" なんて言葉がある きっとこれはオシャレな人のための言葉で オシャレじゃない私には関係ない でも "カフェ巡り"だなんて名前をつけなくても お気に入りを探してたら いつのまにか巡っちゃってた くらいのことはよくあるし 少なとも私にはしっくりくる ような気がする そもそもきっと下北沢はカフェの街じゃなくて どちらかというと カレーとか ライブハウスとか 古着とか 下北沢の代名詞は他にもたくさんある サブカルチャーが好まれ 世間の端くれが肩を寄せ