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新年に読みたい本:人生100年時代を謳歌したい人へ

今年の抱負を語るとき、何か拠り所があったらうまくいきそうではないでしょうか。

私は、「GO OUT」という本を読み、その内容に大いに刺激を受けました。

人生100年時代においては、50代以降も、これまでやってきたことのみで逃げ切るという発想を捨てる、これまでの道に一石を投じ、新たな挑戦に踏み出すことがいかに重要であるか、考察してみたいと思います。


📚『GO OUT』からの刺激

本書では、柔軟で多岐にわたるスキルをもつことの重要性が説かれています。専門性を深めることも大切ですが、それに加えて新しい領域にも足を踏み入れることが重要であると。お金やエネルギーの半分以上をこれまでやってきたことの深堀りに、残りを新しいことへの挑戦に投入することで、より豊かなキャリアと人生を築くことができるというのです。

📚伝統的なミドル&シニア期の考え方


これまでの時代であれば、多くのサラリーパーソンは、50代に入ったら、60歳の定年まであともう少しの残りの期間、耐えてがんばろうと考えたのではないでしょうか。

社会は変わっていっても、自分は何とか定年まで勤めることができるだろう、そしてその後は少しでも収入があれば、年金とあわせれば老後は賄えるだろうと。

📚人生100年時代に生き方の複線化で成長の可能性を探る


それでは、今、60歳、あるいは65歳から命が尽きる日まで、いったいどのくらいの期間があるのでしょうか。


(前略)今後、男女とも平均寿命は延びて、令和52年には、男性85.89年、女性91.94年となり、女性は90年を超えると見込まれている

https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2023/html/zenbun/s1_1_1.html



このように、日本人の平均寿命は今後も伸びると見込まれています。

それならば、個人差はあれど、自分の寿命を100歳と想定して生活基盤を作っておくのがごく自然ではないでしょうか。

伝統的な会社の定年年齢である60歳以降、死ぬまで何十年もあるならば、現状にしがみついて逃げ切ろうとするのではなく、新しい可能性を目指していくのが合理的で、かつ、人生を端から端まで楽しめるのではないかと思います。

人生100年時代を謳歌するためには、自分がこれまで取り組んできたものを縦軸とし、さらに左右に新しいの部分、別個の部分を伸ばしていくことがカギとなります。

私は翻訳を生業としていますが、以前は、語学や専門分野のスキルアップばかり考えていました。もちろん、それらが不要になったわけではないので、これからも勉強は続けます。ただ、それらとは無関係のことにも熱心に取り組んでよいのだと本書に背中を押されました。

具体的には、馴染みのない分野の勉強、社外での新しい人脈の構築、趣味その他関心事の追求など、まずは興味のあることを始めてみてもよいのではないでしょうか。長い人生、それらをとことん追求する時間はたっぷりとありそうです。

📚人生100年時代の基盤作り

柔軟性と変化への対応がますます求められるなか、人生後半のライフプランも見直すことも必要です。

人生後半戦、自分の夢や目標に向かって進んでいくためには、今の段階で、家族と共有して、相互にサポートするのほか、経済的な基盤を固め、来る将来に対して、前進し続ける覚悟を決めておきたいものです。

📚noteへの投稿を通じて

「GO OUT」の影響を受け、私自身、これまでのキャリアや生活に新たな視点を取り入れる、柔軟かつ意欲的に挑戦し、人生100年時代を有意義に過ごしていく覚悟です。

この新たな挑戦を、noteを通じて多くの方と共有したいと考えています。

また人生後半戦略についての気づきを書いていきますので、読者の皆さまと意見交換できたら嬉しいです。

#かなえたい夢



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