日記：無断転載の件

先日は、無断転載の件でお騒がせしました。ご協力くださった方々、心配してくださった方々、みなさんに感謝いたします。

経緯を説明しますと、６月１２日月曜の午前９時頃に、フォロワーさんがTwitterのDMで、あるアカウントの記事を添付して「これ、秋谷さんのバックアップアカウントですか？」とお知らせしてくれました。そこには、私が創作大賞に応募した作品がまったく知らないアカウントで投稿されていました。トップ画像も同じで、タイトルも同じ。完全な丸写しでした。投稿した日にちは「２日前」となっていました。私が投稿したのは３０日前くらいです。私は、まったく身に覚えがないことをお伝えし、知らせてくれたことにお礼をお伝えしました。そして、すぐにnoteの「リクエストを送信」から、自分の記事が無断転載されていることをnote運営に伝えました。その後、無断転載をしていたアカウントのコメント欄に削除の希望を書き込み、アカウントのページからも報告（通報）をしました。同時にTwitterで当該アカウントの通報のご協力をフォロワーさんたちにお願いしました。（コメント欄には何の反応もなし）
普段から交流してくださっているフォロワーさんたちは私のほうを信頼してくれて、通報にご協力いただきました。あるフォロワーさんからは、画像で時系列がわかるようなものを添付してすぐに対応してもらいやすいうようにしたほうがいい、とアドバイスをいただき、スクショで私の記事と無断転載記事の投稿日がわかるような画像を並べて貼り、二度目の「リクエスト送信」を行いました。
１４時頃、当該アカウントのページが「note運営により公開停止」になりました。noteさんが私の意見を聞き入れてくれて、公開停止にしてくれたのだと思います。

みなさんにとても気にかけていただき、お声かけいただき、心配していただきました。ありがとうございました。無断転載を知ったときは、あまりにもあからさますぎて、運営はさすがにすぐに対応してくれるだろうと思いました。だから、あんまりメンタルに凹みはなくて、あまり怒りもなく……淡々と事務的に運営に対応をお願いしていた感じでした。そうこうしている間に公開停止になったので、ほっと一安心でした。（無断転載アカウントは作品を創作大賞に応募していたわけでもなく、何がしたかったのかわからないままです）

でも、これがもしすぐに認められず私の意見が聞き入れられなかったり、私のほうが疑われたり、運営さんがすぐに対応してくれなかったら、と思うと、ものすごいストレスだっただろうな、と思います。もし仮に「あなたの意見は受け入れられません」と言われ、当該アカウントがそのままになった場合、私はnoteに不信を持ったでしょう。そして、削除依頼が受け入れられるまで闘うことになったと思います。だから、今回の迅速な対応は本当にありがたかったなあ～と思います。同時に、当たり前でしょう！とも思います。

もし、今回の無断転載が、最近作られたアカウントの数日前の投稿ではなく、ずっと使われているアカウントの過去記事編集での無断転載だったら。もしかしたら話はもう少しややこしかったのかもしれません。今回のアカウントは、私の作品だけでなく、ほかにも複数まったく同じことをしていたので、運営も判断しやすかったのだと思いますが、もし私だけを狙い撃ちにしたもっと狡猾なやり方だったとしたら。そして、タイトルもトップ画像も巧妙に変えて誰にも気づかれず、その人の作品のほうが私の作品より人気を集めていたとしたら。公開停止までもっとややこしかったのではないかと心配します。もしくは、公開停止されたのは私のほうだったかもしれません。相手が巧妙に無断転載をしたうえで私のことを「あのアカウントが無断転載しています」と通報されていたとしたら。どうなっていたでしょう。夫に相談したら「note内なら編集のログが残るでしょう？」と言われたけれど、本当にそこまでnoteさんが調べてくれるでしょうか。もし調べてくれなかったとして、ただ投稿の日にちだけで判断されたのだとしたら、やっぱり私は闘うことになったでしょう。

世の中では、盗作、パクリ、無断転載の話をよく耳にします。闘っている最中の人もいらっしゃるでしょう。事実を知っているのは、本人と、犯人だけという、難しいケースもあるかもしれません。また、オマージュやパロディの範疇で、盗作ではない、というケースもあるかもしれません。今回は、完全な丸写しだったため、私の意見が聞き入れられましたが、今後も創作を続けていきたい自分としては、自分の作品は自分で守っていかなければならない！と強く思う一件でありました。また、これからもすぐに誠実な対応をしてくれる頼れる運営であってほしいと心から願いました。

そんなわけで、今回はお騒がせしました。関わってくださった全ての人に感謝いたします。そして、運営さん、ありがとうございます。