25卒 毎日泣いてた私の就活の話
はじめに
はじめまして!25卒の地方大学生です。
普段は高速バスに揺られながら往復2時間の大学に通っています。
私には周りに誇れるような経験やスキルは一切なく、一年前は内定をもらえるのかという不安でいっぱいでした。
実際、就活には苦戦。友達の就活状況や周りからの声ばかりすごく敏感になって、一向に進まない自分の就活への焦りや数えきれない不安に毎日ぽろっと涙を流していました…。そんな私でしたが、大学4年の5月末に第一希望の企業から内定をいただき、就職活動を終えました!
これからお話しすることは “全選考突破”や“9割ES通過”などの就活ノウハウではありませんが、ある意味リアルな私の就活体験記を通して、就活生の皆さんの心を少しでも軽くできたら嬉しく思います。
自己紹介
私ってこんな人間です!
・出身:宮城県
・大学:地方国立大学・認知情報科学専攻
(理系よりの文系、主に心理学領域)
・サークル:ボランティアサークル
(通学とバイトの関係で大学3年生以降は不参加)
・部活:吹奏楽部(中学)、合唱部(高校)
・アルバイト:ビアードパパ、ユニクロ
・資格:普通自動車第一種運転免許、・社会調査士(キャンディデイト)
・性格:「真面目」で「努力家」で「チャレンジャ精神豊富」…女性版 竈門炭治郎(『鬼滅の刃』)と言われたこともあります。(笑)
何事にも成功までにたくさんの失敗と時間がかかるタイプです。そこから「自分は周りの人よりも2倍努力してやっとスタートラインに立てる」をモットーに、置かれた環境の中で愚直に頑張ってきました。そんな姿が評価されて、学級委員や委員長、副部長、ゼミでのまとめ役などチームをまとめるポジションについた経験もあります。
・内定先:東京
SaaS型のソリューションの提供および、デジタルマーケティング事業を展開する企業
見てもらえば分かる通り、留学経験や特別な資格を持っているわけではない、ごく普通の大学生です。就活を終えて思うことはいくつかあるのですが、そのひとつは経験の大小で評価されるわけではないということです。
自分がどういう意図をもって行動したかを伝えることが大切だと気づきました。
私の就活時期
大学3年の夏 就活に片足を突っ込む
・企業説明会や1Dayインターンに参加
(アパレルやジュエリー、人材、IT、広告代理店など)
・ワンキャリアやマイナビなどの就活アプリをインストールetc…
友達がサマーインターンやESの話をするようになり、それに触発されて就活を意識するようになりました。「3月までに就活を終わらせる!」みたいな目標は私にはなく、「自分のことを良く評価してもらえる企業と出会えたらいいなあ」とぼんやり就活スタート。当時は、何が自分に合っているかが分からなかったので、業界や業種、規模感を絞らずにひたすら企業の説明会やインターンに参加しました。ただ、説明会もインターンも参加することだけに満足していた節があり、真剣に向き合えていなかったなと今は思います…
大学3年の冬 早期選考に参加するも撃沈
・大学主催の就活講座へ積極的に参加
・自己分析やESの作成
・2社の早期選考を受ける→どちらもお見送り…泣
・東京に出たい!マーケティングや広告に携わりたい!
夏以降もちょこちょこ企業説明会に参加していく中で、マーケティングや広告業界に興味を持つようになりました。その背景として以下2点あります。
① 大学3年の春に3か月間のWebマーケティング講座に参加し、
魅力を感じていた
② 説明会を通して、商品の質に依存することなく、自身の提案力や社内のチームワーク次第で売上や顧客満足度が変化する点にやりがいを感じた
また、現在宮城で実家暮らしをしているため、「ひとり暮らししたい」と強く思うようになり、東京での就職を考え始めました。なぜ東京かと思いますよね?…単純に憧れです!(笑)好きなアイドルのライブにも参戦しやすいし、おしゃれなお店も多いから。以上のような邪な考えもありつつ、業界決定し企業選びの方向性を固めていきました。
そんな中、興味のあった2社の早期選考にエントリー。それらの対策をするために、大学主催の就活講座に急いで申し込み、参加しました。そこでは自己分析やESの書き方、面接対策など就活ノウハウを網羅的に教えてもらいました。しかし、就活の基本的なことを座学で教えてもらうだけじゃ意味がなく、早期選考は撃沈…。今思えば、自己分析もうわべだけ、実践経験を積んでいない状態でお見送りなんて当たり前じゃん!となるのですが、当時の私は「もう無理かも」と超絶落ち込みました。
大学4年の春 就活解禁・inteeとの出会い
・ひたすら説明会に参加(多い時には1日3社)
・企業研究フォーマットを作成し、効率的に比較検討できるようにした
・inteeに登録
早期選考の結果を踏まえ、「私の就活これでいいのかな?」とモヤモヤ&不安に襲われていました。これまでの就活を振り返ると、YouTubeやインターネット、就活アプリで情報収集したり、大学のキャリアセンターが主催する講座に参加したりと、いろんな情報に振り回されながら1人でふらふらしている状態でした。そこで、Excelをつかって企業研究フォーマットを作ったり、面接でよく聞かれる質問をまとめたりと工夫し始めるようになりました。ただ、企業を調べるにしても、面接対策するにしても一人では限界があると感じるように…
そんなとき、友達からエージェントの紹介を受けました。しかし、変に疑い深い私はエージェントの利用を一度スキップしました。というのも、以前に他のエージェントに登録していたのですが、上手く利用できなかった経験があるからです。が、「企業との出会いを広がる」「一緒に伴走してくれる人がいると励みになるよ」といった友達の言葉を繰り返し聞いているうちに、inteeの初回説明会に申し込んでいました!(笑)
エージェントに不信感を抱く以上に、今後一人で就活をこなしていける自信がなかったんです。
inteeについて
そうして、就活解禁と同時にinteeの利用を開始しました。
intee そしてメンターさんとの出会いが私の就活の転機になったと考えています。具体的にinteeで何をしたのかを以下にまとめてみました。
1.プロフィールの登録
・学生時代に頑張ったこと
・強みや大切にしている価値観
・自分にキャッチコピーを付けるなら
・将来像
→登録することによってスカウトを受けることができます
2.メンターさんとの面談
・Zoomで30分から1時間程度(私の場合は就活終了まで合計9回)
・自己分析や就活軸の整理
(intee内のワークシートを使いながら言語化していく)
・面談での話や就活軸をもとに、企業を紹介してもらえる
・面接対策
(内定先の選考にプレゼンがあったので、それにも親身に対応してくださいました…泣)
・LINEでいつでも相談可能
3.キャリアワークショップへの参加
・Zoom開催
・社会で求められているスキルや面接官の視点を学ぶetc…
ちなみに、内定をいただけて入社を決めた企業は、inteeのメンターさんから紹介をうけた企業です!紹介後も、面接日程のやり取りや選考結果の共有など、私と企業の間をとりもってくださいました。また、面接前日や面接後にはLINEで応援メッセージや「おつかれさま」と労いの言葉を送ってくださったり、「面接の日の服装どうすればいいですかね」みたいなほんっとにささいな相談にも迅速かつ丁寧に答えてくださったりしました。
…就活解禁後、約20社(辞退も含め)の選考を受け、ことごとくお見送りメールを見てきましたが、intee メンターさんと出会い、手厚いサポートをしていただいたおかげで、自分にマッチする企業から、5月末に無事内定をいただくことができました。
https://intee.jp/student/referer?introducer=0AjTsM7ov%2BJBlKeSQolkqw%3D%3D
就活で大事にしていたこと
ここからは私が就活中に大事にしていたこと・意識していたことについて簡単にお話します。冒頭にもお伝えした通り、私は就活無双してきたわけではなく、一つ一つの面接に一喜一憂しながら奇跡的に1社内定を受けた人間です。ただ、 “奇跡的に”といっても、何もしなかったわけでなく、企業に自分を伝える努力をしてきました。
(1)適切な自己分析をする
就活時、「自己分析が大事」というのは耳にたこができるくらいたくさん言われますよね。これは、就活軸を定めるにも企業選びをするにも必ず必要になるからです。だから、私もネットで「自己分析 やり方」なんて検索して、自分の過去の経験を書き出しました。実際、自己分析をすると、たかが20年であっても様々な経験をしてきてどこを書き出せばいいのか、またはこんなちっぽけなこと書き出す必要があるのかと悩む人もいるかと思います。私も、グループ面接を通して、他の人と勝手に比較して自分の経験が薄いのではないかと恥ずかしく思うことが多々ありました。しかし、それは適切な自己分析ができていなかったからということに後々気づきました。
では、適切な自己分析ってなに?ということになりますよね。それは、過去の行動や出来事、それに伴う感情が現在の自分の考え方(価値観)にどうつながっているかを言語化することだと考えます。有効な手段として「モチベーショングラフ」を作成することをおすすめします!過去の成長機会をピックアップすることができます。そして、ピックアップした出来事から「自分がそこでなぜ頑張れたのか」、「楽しいと思えた理由は何か」など猫をかぶることなくありのままの自分で書き出すことが重要です。どんな理由であっても、そこで自分の価値観が形成されていますし、綺麗ごとばかり並べてしまうといざ社会人になった時にギャップを感じることになる恐れがあると考えます。ただ、自分の過去を客観的に言語化するのはかなり難しいし時間がかかることなので、家族や友人、エージェントさんなどに協力してもらうことが大事です!自分では当たり前に思っていることも、他の人から見たら当たり前ではない、自分の強みであると気づくことができます。
(2)複数の社員さんと会う
私の就活軸の一つが、「人とのつながりを大切にしていけるような協働的な環境」ということもあって、人事の人だけでなく現場社員の方の声を聞くことを大事にしていました(特に人事の人が同席しない面談)。説明会で社風について質問すると、年次関係なく仲がいいとの回答がどこの企業もほとんどです。それは当然のことで、企業側も自らの企業を悪く言うことはないし、そもそもギスギスした雰囲気の企業はあまりないとされます(私個人の見解です)。ただ、ギスギスしていない仲のよい雰囲気にも様々あると思っているので、それが自分に合うかを複数の社員さんと会うことでより正確に見極められると思います。
面談を組ませてもらえる場合には積極的に連絡をしたり、面接の逆質問の時に「いろんな社員の方とお話してみたい」という趣旨のことを伝えたりするといいと思います!そうすれば、社風を知るだけでなく、自分の熱意や覚悟感を伝えることもできると思います!
(3)説明会や面接後すぐ振り返りを行う(=就活軸との検討)
説明会であれば、事業内容や社風が自分の軸とどのくらいマッチしているのかについて振り返っていました。私は、見返した時に分かり易いように◯△×で記録していました。
また、面接であれば、面接時間や質問内容、面接官の性別や部署など思い出せる限り事細かにまとめていました。まとめ終えたら、メンターさんや先輩と話してFBをもらう→質問の回答を言語化し直す→次の面接にトライするという就活におけるPDCAサイクルを回し続けていくことが、納得して就活を終えられるポイントだと考えます!
最後に
長々と私の就活についてお話してきましたが、これらは就活を終えた今だから言えることです…!大学3年の夏にぼんやりと就活をスタートさせてしまったために、自己分析するのも軸を決めるの遠回りしました。時間をかけて書いても通過しないES、自己分析すればするほど自分は誰?など、就活ピーク時期(3~5月)は毎日泣いていましたし、毎朝起きるのが嫌でした。
でも、遠回りして全然大丈夫です!遠回りしたからこそ、自分のよいところに気づけたり、メンターさんや多くの企業と出会えたことで自分の考え方を広げることができたりしたと思うからです。
就活は、友達と気軽に話せる話題でもないし一人で抱え込んでしまうことも多いと思います。授業やバイトをしながらESに追われ、緊張感に駆られる毎日は本当に本当に辛いですよね。もし、私と同じように毎日泣いているなら自分を大切にしてほしいです。追い込まれていても、何もしない日があって大丈夫です!泣きたくなるということは、自分のキャパ以上に頑張っている証拠です。何気ない毎日での自分の感情を大切に、抱え込むのではなく、家族や先輩、エージェントに頼る選択をしてください。
そして、しっかりご飯を食べてください!健康第一です!
心から応援しています。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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