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#28 ペルソナ4 ザ・ゴールデン配信を完走した感想ですが

長いゲームだよとは聞いてたけど、まさかパート30回近くもやるとは思わなかった。これでも全コミュMAXとか裏ボス的なのやってないんで完走と言っていいのか怪しいところなんですが、一応クリアしたので。

あんまりネタバレしないように書こうとは思うものの、節々から色々漏れるかもしれません、ご注意を。
ちなみに当方ペルソナシリーズ自体初でござんす。

一言でまとめると、
「僕の考えた最強の青春」をえぐいくらい味わうゲームでした。
プレイ感覚としてはアニメを見てるのに近かった気がする。かといって見てるだけというわけでもなく、生き生きしたキャラたちに自分から関わっていけるので、自分もその中の住人であると感じられるようなゲームだったなと。
プレイ前から散々いい評判を聞いていたものの、その度合いが凄すぎるというか、あまりに良い評判しか聞かないので心の中でハードルがぐんぐん上がり続け「これで微妙だったらどうしてくれようか」くらいに思っていたのですが、期待を越えて楽しませてくれました。評判の良さも今なら頷ける。

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ゲーム展開は大きく分けて日常パートとダンジョンパート。
高校生として過ごす日常パートでは自分の能力値を上げたり、上げた能力値を活かして人間関係を深めたりする。
それによって豊富なサイドストーリーが見れたり、日常の合間にやってくるダンジョンパートの戦闘が有利になったりするという流れを繰り返す感じ。

プレイ始めは「勉強」「友達Aと遊ぶ」「友達Bと遊ぶ」「友達Cと遊ぶ」「バイト」「etc・etc・etc」……という感じで、行動の選択肢があまりに多く、日常パートが昼間と夜で一行動ずつしかとれないことに焦る気持ちがかなり強かったんですよ。
しかし続けていくうちに「あ~~~~バイトしたいけど今日は友達と遊びたいし、そろそろ妹にも構ってやりたいな~~~~」と考えながら日々を過ごすようになっていて、ふと「やりたいこと多くて時間足りないのって青春っぽくね?」と気付いてからはあんまり気にならなくなりました。
そういう意味では1年という区切り。高校生という年齢設定。むせかえるほどの青春イベントなどの要素と時間制限のシナジーは高かったような気がします。エンディングを迎えた時は嬉しいながらも寂しくなっちゃってたもの。まるで卒業式のように。

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ストーリーやキャラの話。

街に起こった謎の連続殺人事件。ひょんなことから(このワードめっちゃ便利)その事件を追うことになった主人公たちだが、その中で様々な人の悩みやトラウマと向き合うことになってしまう。主人公らがそれを解消する手伝いをしていくことで話が進んでいくというストーリー。
その悩みやトラウマというのが何とも生々しいものが多いというか、共感できる・できないは置いといて「そういう人間もいるわな」と思えるようなものが多くて、その分だけキャラクターたちにも感情移入してしまうというのが見事だなと思いました。
特に序盤に関わることになる3人の悩みがやたら現実味あって生々しいインパクトを残すので、そこで世界観に惹き込まれたように思う。
そしてそれを乗り越えても友情を築ける主人公たちの友情素晴らしい。これがてぇてぇってやつか。
あっ、あとダンジョンやボスのデザインがそれぞれのキャラを色濃く表してるというのも世界観が強調されててよかったっすね。"ペルソナ"というタイトルなだけはあるぜ……


キャラの話で避けては通れぬのが菜々子の話なんですけど。
実はプレイ前から「鋼のシスコン番長」やら「ナナコン」なる言葉を聞いた事があったので、さぞ可愛らしい妹が出て来るのだろうと予想はしていたんですが、可愛いにもほどがあったし輝いていた。神は言った。「光あれ」そして菜々子が生まれた、くらいの光属性っぷりだった。
そりゃみんなナナコンなんて言葉も生まれるわ。

というわけで、ペルソナ完走記念に頂いた菜々子のイラストをご紹介。
僕のツイッターアイコンを描いてくださったさりとてさんからのものです。ありがたい。
でも誰だこんな言葉を教えたのは。

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菜々子のコミュニティがマジでギリギリMAXに出来てよかった。
せっかくなら堂島さんのコミュも配信中にMAXにしたかったわね……


というわけで「このキャラはこういう性格で、そこが好きなんだよね……」みたいな話をすると割とストーリーに関わるネタバレになっちゃうし、死ぬほど長くなりそうのであっさりめになってしまいましたが、一応の感想としてはこんなところで。
大したゲーマーでもないのにこんなこと言うのもアレなんですが、自分がこれまでやったRPGの中でも1,2を争う満足度だったと思います。
クリア直後にそのうち2周目やりたいと思えたRPGは久しぶりでしたね。全コミュMAXもやりたいなあ。

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