#22 栄冠ナイン振り返り 8年目後編

燃え尽き症候群みたいになってnoteサボっておりました。
どんな文体で書いてたっけな。ガッハッハ。

そういうわけで8年目の後半、秋の地区大会を有償で終えたふぁぼ立呉山高校は春の甲子園出場を決めました、というところから。


新入生スカウトでは一塁手がほしいな~~~~みたいなことを言いながら、心の裏側では「とりあえず能力よさそうな奴に声をかけて最悪コンバートさせりゃいいか」と思っているので適当に巡回していく。酷い監督だ。
そんな態度が野球の神様からは見えていたのか、色んな地域を回っても回っても一塁手が見つからない。なんでや。遊撃手ばっかりやないかい。ええんか神様。苦労するのはいきなりコンバートさせられる子供たちですけど?
しかし、強豪になるとずいぶん簡単に来てくれるようになりますね。スカウトらくちん。


合宿でピッチャーの杉山にレーザービームがついて「なんやでやねん」と思ったり、占い師を積極的に踏んでは「内気にならんか?(グラウンドの魔物を召喚できるようになるので)」という交渉をするも空振りに終わったりしつつ、迎えるは卒業式。

今回の名前付き卒業者は、捕手/外野おでんコーナー(讃岐の安打製造機)
通算打率が3割を超え、盗塁も決める1番キャッチャー。
リード力に優れる新入生に正捕手の座を明け渡すことになるも、外野手にコンバートしてチームのバランスは良くなり、守備も打線も一層厚みを増す事となった。

そして先発投手ぽてと#(四国のタフガイ)
23試合を投げて防御率1.44という怪物投手。公式戦のみにすれば18試合で1.43になる。むしろ下がるのかよ。ミートCを活かしたバッティングで何気に打率も3割近くあり、天才選手の存在感をこれでもかと見せつけてくれた。

他に気になる進路は、甲子園2回戦の延長13回表に致命的なエラーで試合を決めた復讐の擬人化こと脇山弟がまさかのプロ入り。
ぽてと#と友人になったり縁を切られたりで反復横跳びし続けた赤田くんもプロ入り。何気に3割越えバッター。
しかし同じように3割を超えていた大廣くんはならずものに。お前~~っ。
マネージャーだった えーきちちゃんは大学生。君は真面目でいいマネだったよ。YAZAWAもそう思う。


卒業式を終え、始めての春の甲子園。
カット打ちでミートが広いしゃもと狩野がいれば優先的に注目選手にし、1番か3番の早い打順でひたすらカットさせるという嫌がらせ戦術で投手を早めに下ろし、後続を打ち込むと言う作戦で進んでいく。
以下は一例の切り抜き。

どうでもいいけど、やたら楽しそうだな……

初戦の山梨代表の甲府商業(総合C)は先発を6回で下ろし11対1の快勝。

2回戦は広島代表の強豪である三次(総合A)だったが、5回表の1対1。1,3塁のチャンスに狩野がしっかり左中間へ二塁打を打って得点すると連打連打で5点。それもあって先発を7回で下ろすことに成功する。
追加点もしっかりとって6対3で勝利。
前回出場した甲子園は二回戦での敗退だったので、ここで記録は更新できた。そして初めて総合力Aのチームに勝てたこともあり、勢いづく一行。まだ俺たちの春は終わらんぞ。


謎にアベレージヒッターを取得している投手の添田くんの将来を考えながら迎えた3回戦、対戦はなんと昨年春の優勝校である滋賀中央。しかしデータ的には総合Cだったので勝機は十分。
この試合は先発の杉山が完璧なピッチングで滋賀中央打線を0点に抑え込む。先輩だったぽてと#が強すぎて登板機会をなかなか得られなかったが、それでも地道に練習で能力を伸ばし、先発を務めるのに十分な能力を持っていた。
そして2年になってからほとんど毎試合当番しているのにいまだに防御率0.00の守護神さりとてがきっちり抑えて3対0。ベスト4入りを決めた。

甲子園中の能力の伸び方にビビりつつ、迎えた準決勝。
対戦相手は鹿児島代表の指宿(総合戦力A)
さすがに純粋に強いチームが上がってきているという感じ。チームの打力が桁違いに高く、先発の杉山が珍しく打たれてしまう。5回表が終わって5対1という苦しい展開。
敵の守備の度に「腕折れろ」「くじけ」などの呪詛を唱え、じわじわと追いあげていくが、6回裏 満塁の場面で満塁男持ちの狩野に回るもあっさり凡打。決定的なチャンスを生かせずに5対3のまま進んでいく。
不調の杉山に代わって早めに登板したさりとても味方のエラーなどが絡みつつ失点し、終わってみれば8対4での敗北。


ベスト4に入れた時点で想定以上の結果ではあるものの「ここまで行けたんならもっと上に行けたのかも」と欲が出てしまうのも人間。
今まで以上に貪欲に頂点を目指すことになるのだろう。

次は今までのチームの中でも一際強いと思われるさりとて・しゃもの緑髪世代が迎える最後の夏。
甲子園で大きな成長を遂げた生徒たちが最後にどんな花を咲かせるのか。
楽しみな年になりそうである。

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ところでこの記事書いてる記者は「女房役かをの好リード光る」を何回使い回すんだよ。特に上の新聞は1日空けて同じフレーズなので使い回し方がすごい。誰か気付いて注意してあげてよ。

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