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Mount & Blade II: Bannerlord はじめました。

カルラディアという土地がある。

かつては帝国が支配していたこの場所も時が経ち、人々は争い、国はおおよそ6つに分かれた。
今も互いの国が己の支配権を広めんと争いが起こり続ける地である。

そんな時代にリンヒラは生まれた。バッタニア人として。
彼らは森と共に生きて来た。ゆえに野戦や奇襲が得意で、蛮族気質があるとも言える。お似合いですね。誰がじゃ。

父親は吟遊詩人をしていた。雇い主を褒め称え、その敵の事は存分になじる。都合のいいおべんちゃらを並び立て、それで金を儲けていた。
そんな父親の姿を見て、真っ当に土いじりをして暮らすよりも人を騙して生きる方が楽と感じたのは当然のことかもしれない。

それゆえか、彼女は人に取り入るのが上手だった。
人の気持ちを察し、人をやる気にさせるのが得意だった。そしてその技術を磨いてすらいた。どうでもいいけどこの子供時代の顔めっちゃムカつくな。

その後は持ち前の人心掌握術で物売りをしたり、軍に所属した時は危険な部署を回避して召使いになったりして暮らしていた。
それだけだと刺激が足りなかったのか、多少の悪事に足を突っ込んだりしつつも、それなりの暮らしをしていたのだが……

戦争の火がリンヒラの一家を襲った。
軍隊の略奪を受けそこから逃げるように旅へ出たというのに、その旅先の宿屋でも略奪者の襲撃を受けたのだ。
それにより両親は殺され、幼い弟妹たちは誘拐された。
生き残ったのは兄と自分だけ。
ここからリンヒラの物語は始まる事となる。らしい。
よく分からないけど初プレイなのに戦闘系技能にまったくスキルを振ってない。悪行と社交性にほぼ全振り。果たして大丈夫なんだろうか。
僕はこういうゲームをやると知識や魅力みたいなのを上げがちで、後で「初プレイは大人しく戦闘技能に振った方が良かったのでは?」と反省しがちです。


訓練所の前に佇む男。彼はナイアセン。
リンヒラの兄であり、ともに復讐を誓った仲間でもある。
彼が言うには誘拐された弟ファロク妹アイシーンを助けるには戦いは避けられないだろうとのこと。
しかし略奪者は団体。我々ふたりだけで倒せるほど甘くはない。

そこで我々は近くにある村へ行き、加勢を求めることにした。
村長の話を聞くと、どうやらこの村も略奪者たちには苦しめられているらしく、装備を整えるお金さえあれば共に戦ってくれる連中がいるだろうとのこと。
この世界のこの時代、どうやら村での退屈な暮らしに飽き飽きして戦争で一旗揚げたいと考える若者はたくさんいるらしい。無論、素人同然の戦力なのでそう頼れるものでもないが、生き残る事さえできれば立派な戦士になる者もいるだろう。

なおリンヒラは素人どころか「武器を握った事あるのか?」みたいなレベルなので人のことを素人とか言える立場ではない模様。マスコットかな?

マスコットだが兄曰く「お前の方が騎手として優れているから先導しろ」とのことで、戦闘の指揮もリンヒラがやることになっている。
「うーん、よくわかんないけど全軍突撃ー!」って叫ぶ仕事と理解した。
いいのかそれで。
たぶんこのゲームってちゃんと指揮官して自分の軍を勝たせるゲームだぞ。

略奪者にさらわれたらしい村人タクテオスを救うと、弟妹を誘拐した連中の手掛かりを得られた。
なんでもラダコスという人物が主犯格らしい。アジトの場所も分かったので早速こちらから襲撃へ行くことに。
やられたことをやり返してやろう。


ステルスミッション(?)ということで、実家から持ってきたであろう手斧投擲で見張りを不意打ちオラァ!
これがリンヒラさんの初人殺し。今までは「ぜんぐんとつげきー!」と叫べば勝手にやってくれてたので。
汚さずに保ってきた手でも汚れて見えるようになった瞬間である。

そんなこんなで一人ずつ仕留めていってアジトの奥の方へ行くとラダコス登場。

弟妹たちの行方を尋ねてみるも、我々の弟妹以外にも子供をさらってるし誰の事か分からない。
分かったとしても奴隷市場へ売られてもうここにはいないとのこと。
この男、やはり外道か。

こんな悪党は許せん。制裁されるべきだ。悔い改めよ!
あ、一対一の申し出ですか? さっき初めて人を殺したヒョロヒョロの私と? どう見ても武闘派の貴方が? はっはっは、キサマ素人同然の私に一対一の申し出など恥ずかしくないのか! キサマのような人間が今さら正々堂々とは片腹大激痛よ!!ゲスは所詮ゲスの戦いしか出来ぬということか!!! 恥を知れ恥を!!!! キサマのことなんて全然怖くないけど総員突撃!!!!!

というわけで正々堂々とした3倍くらいの人数で圧倒して捕獲完了。
捕虜になるから自己紹介をさせてくれという妙に律儀な男ラダコスを捕まえる事に成功しました。
お前にはこれからいい声で歌ってもらうぜ。弟妹たちの行方と苦痛をよォ。

と思いましたが、そちらの行方は兄がやってくれるとのこと。
ンモー、兄者ったら、お楽しみタイムを妹から取り上げるなんて。
その間、こちらはお金が必要になる場合を考えて集めておいてほしいとのこと。
弟妹たちが奴隷市場に売られたのならお金で解決するのが一番大人しい解決法だし確かにそれが良さそう。流石です兄者。

そしてその資金調達のためには、先ほど救った村人タクテオスから貰った遺物が使えるかもしれない。
この遺物が何なのか分かる者にとっては大変価値のあるものなんだとかなんとか。それを知る者を探して話を聞くのも大事らしい。

そんなわけでチュートリアルは終わり、ここからは自由に動けるパートになった。世界マップ広ッ。
右も左も分からぬカルラディアでリンヒラがどうなるのか。それはまだ誰も知らない。


※続くかも。


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