#21 栄冠ナイン振り返り 8年目中編

すっかり栄冠ナイン振り返りおじさん化している。
化しているけど、見直しが適当すぎるのか誤字脱字があまりに多くて凹む今日この頃。

今回は上記の動画の1時間時点辺りからの振り返り。

夏大会が終わって3年生が引退するとU18日本代表の選抜が始まる。
我が高校からはもちろんぽてと#が選ばれる。ちなみに彼は世界大会MVPを取る事になる。なかなかとんでもねぇことよ。

その偉大な先輩先発ピッチャーからバトンを受け取ったのは杉山。目立った特殊能力はないが全体的に能力が高いので活躍が期待される。


秋の県大会一回戦は宇多津南。いきなり総合戦力Aで膝が砕ける。

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甲子園じゃなくて県大会の一回戦なんですけどォ~~!
それでも相手先発の向山くんが一発持ちだったり付け入るスキはある。

そのスキが見えたのか、何故かミート・パワーGのピッチャー杉山がヒット、打順1番に戻って狩野もヒット、さらにパワーEのかをさんがホームランを打って3回裏に3点先制という意外な展開に。やはり一発持ちは事故率が高いのか。

注目選手に選んだシャイニングバスターズしゃもがミートA威圧感粘り打ちカット打ちでファウルを打ち続け「この人、もしかして注目選手に選ぶだけでめちゃくちゃピッチャーのスタミナ削ってくれるのでは……?」と気付き始めつつ、試合自体は最終回をさりとてさんがきっちり抑えきり2対5で勝利。
さりとてさんは相変わらずの防御率0.00。それどころか、ほとんどヒットすら打たれたことがないレベル。杉山とのダブル先発システムの予定だったのに、こうも完璧に抑えられると抑えの守護神になってほしさが出て来て悩み始める監督。


一回戦の結果に手ごたえを感じつつ二回戦は志度。総合戦力Dのチームなので、一回戦でAを下した我々ふぁぼ立呉山の敵ではない。
……と言いたいところだったが、ゲーム開始早々2点先制され、割とヒリヒリした試合に。しかし試合を楽にしたのは

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パワーEのハズの かをの一発。いや、二発である。この前打席でもホームランを打ってるので。
前の試合といい何故この能力でホームラン連発してるのか。不思議なもんやね。栄冠ナインやってるとこういうことがままあります。その意外性が楽しい。
というわけで、この試合は6対4で勝利。県大会は優勝。


地方大会一回戦は伊方中央。以前戦った時も「投手が全部転生OBとプロやんけ!」と叫んだチーム。今回もそのままである。
だが先発ピッチャーのスタミナがD。これは讃岐の韋駄天シャイニングバスターズしゃもの射程圏内である。打席が回ってくる度にカット打ちで粘り、最後にはヒットを打って出塁するという、あまりに敵に回したくない活躍を見せると、目論見通り先発ピッチャーの平井くんは7回裏で交代。代わりに出て来たのは一発持ち。
こうなればこちらのものと言わんばかりに打ち込み0対5。最後はいつも通り守護神さりとてが抑えて勝利。チームの強味が出た試合となった。


地方大会二回戦は美波学園。ここを勝利できると春の甲子園大会に出場できる、らしい。
三年生が卒業しても意外と戦えてることに感動しつつも、ここまで来たら優勝を目指したい。

試合は5回まで1対1で進んでいたが5回裏。相手のフィルダースチョイスで1点を得て1対2。
その後はいつも通り先発ピッチャーを疲れさせて6回で交代させると、7回裏に打線が爆発して4点追加。
先発杉山が疲れを見せて1点とられるも、すぐに守護神さりとてが登場して点差をそのままに抑えきる。3対6での勝利。
この勝利で春の甲子園出場が確定。春の甲子園は初めてのことである。次世代が育ってる証拠やな……
感動して思わず溜め込んでいた黒土を狂ったようにグラウンドへバラ撒き始める監督。すぐに強豪から落とされ、黒土のグラウンドを没収されるんじゃないかとビクビクしていたのだ。
この監督の奇行により、練習環境は飛躍的に向上する事となる。


そして迎えた2027年度ドラフト会議。

阪神1位にぽてと#。
初の天才肌選手として、入学時から大きな期待が寄せられた投手。その前評判に違わぬ活躍を見せ、世界大会でもMVPを取るなど、歴代最強投手だったと言える。何気に打率も3割くらいある。ほとんどの臓器が摘出済み。

日本ハムに2位におでんコーナー。
マスコット顔の選手は何故か打撃職人なイメージが強い。おでんコーナー選手もそのイメージに沿った巧打者ぶりで、外野にコンバートしてからはキャッチャー時代に活かしにくかった走力も守備に活かす事が出来た。走攻守揃った選手。

カープ3位に赤田。
ぽてと#の友達であり、絶交された仲であり、結婚した仲であり、離婚した仲。4番を任せられることも珍しくない強打者だった。

横浜3位に脇山弟。
甲子園の魔物の擬人化。高校球児の呪いが集まって人間の体を成したもの。

今年も見事プロ4人を輩出。通算プロ選手は21人になった。
そのことを記念したインタビューで監督は「人間とトマトっていうのはよく似ていて、トマトってストレスをかけると甘くおいしくなるんですよね。人間もそれに似ていて――」と答えたことで軽く炎上しかけるが、大事には至らなかったとされる。

まさかの3部構成となった8年目振り返り。
春の甲子園という初の舞台でふぁぼ立呉山はどれほど戦えるのか。次回へ。

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