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はじめまして!RingsCareです!

ご挨拶

こんにちは!RingsCare代表の大平智祉緒です!

私たちは、首都圏を中心に高齢者向けの完全パーソナルな化粧・整容ケアサービス(Rings Care®︎を展開しています。
普段の訪問の様子などを定期的に投稿していくので、ぜひ遊びに来てください⭐︎

私たちが今やっていること

株式会社RingsCareは、『病気や障害があっても一人ひとりの いのちの輝きを支え続ける』をパーパスに掲げ、以下の活動を行っています。

①訪問型美整容ケアサービス
②施設向けの外見ケア、ケアリング研修
③外見ケアの研究と啓発  

2023年6月に法人化した新しい会社です。

現在在籍しているスタッフは看護師、介護士、精神保健福祉士のなど医療や介護の資格を保有しながら美容・整容技術やメイクセラピー、心理学等を学んだメンバー。
それぞれの立場や役割で培ったアセスメント力や技術を活かし、利用者様の疾患や治療過程、加齢に伴い変化する  “外見” にフォーカスし、心と外見の両面からケアを行います。

また、利用者様だけでなく、ご家族やケアスタッフなど、利用者様を取り巻くケア環境の一員として、関係各所との連携を図り、利用者様が自分らしく生きることや尊厳ある死を迎えることができるよう、ご本人とご家族をサポートしています。

特別養護老人ホームマイライフ徳丸様での実習の1コマ

RingsCareが誕生した裏側

私はもともと高齢者医療の現場で看護師として働いていました。

日々忙しい仕事の中で、看護学校の実習生が認知症患者さんにマニキュアを塗る"メイクセラピー"の効果を目の当たりにし、暗い表情だった患者さんが笑顔になった変化に感動しました!

療養中でも"キレイ"がもたらす力に大きな可能性を感じ、看護や介護の現場にメイクセラピーを導入できないかと考えたのです。学術誌での調査や民間の資格取得を経て、2016年に個人活動を始めます。

しかし、最初はなかなか価値が認められず、イベントの開催や病院でのボランティアから始めました。
実践を繰り返すうちに、「化粧」とは顔を洗うことや眉や髭を整えることなどの整容を含むケアであり、外見を整えることは人間の尊厳を守る重要なケアであることを認識しました。
医療や介護の現場では外見の問題が後回しにされがちですが、実際に患者さんと外見を通じて向き合うことで、お一人お一人の人生に触れ、苦しみや悲しみを受け止めながらもそばに寄り添うことのできる貴重な時間になることを実感したのです。

ゆっくりと顔に触れると全身の力が抜け、安心して身体を預けてくれるようになります。眉や髭を整え、彩りをプラスすることで表情が緩み、穏やかな笑顔が見られるようになりました。

病や老い、死の恐怖の中でも「生きていてよかった」と癒され、エンパワーされていく瞬間をたくさん見てきました。
外見のケアは視覚だけでなく全人的なケアであること。そこには生きる力を引き出すケアリングがあり、これはまさにナイチンゲールが教えてくれていた『看護』なのではないか、と感じたのです!
この経験を形にしたくて大学院(看護学修士課程)で研究し、7年間の実践と研究から生まれたのが『Rings Care®︎』です。

実際のRings Care®︎

RingsCareというネーミングとそこに込めた思い

「キレイ」が持つ心理的、社会的効果と、人と人とのかかわりから生まれるぬくもり。これらの相乗効果こそが、私たちが考える化粧ケアの本質です。女性だけでなく、男性にとっても重要なケアだと考えています。

私たちは以下のことを実践に盛り込んで、この考えをどうにか形にしようと試行錯誤しました。

  • 単発で終わらず、継続的な関係性を構築してケアを提供すること

  • 医療・福祉チームの一員として関わること

  • 化粧の効果やケアリングの効果を意図的に活用すること

「化粧」や「美容」といった言葉は女性のイメージが強いため、控えめにし、このケアの本質である人と人とのつながりである「ケアリング」と、外見が整うことで周囲との結びつきが広がる「ring(輪・和・話)」を想起させる名前として、Rings Care(リングスケア)と命名しました。
商標権を取得し、Rings Care®が社会のインフラの一部となるよう、会社名も『RingsCare』としました!

Rings Care®︎の語源となった『ケアリング』

未来への展望

Rings Careは、ケアを受ける本人だけでなく、ご家族や現場の医療・介護スタッフにとっても幸福度を高めるケアとなることを目指しています。

現在はまだ介護保険外の自費サービスであるため、ケアを届けられる方は限りがありますが、今後はRings Careが誰にでも当たり前のように提供されるシステムを社会全体に作っていくことを目指しています。

介護施設においても、標準的なケアの一環としてRings Careを導入し、ケアスタッフへの教育を行うことで、施設側の付加価値となるよう取り組んでいます。ブランディングの強化を図り、Rings Careを導入している施設としての価値を高めていきます。

現在、共に活動するセラピストはそれぞれの現場で「いのち」と向き合い、心と外見のケアに重要性を感じてきたメンバーたち。
目の前で関わる一人ひとりが 「大切な存在」 であることをケアに込め、心理的・社会的・スピリチュアル痛みを軽減すべく、病と闘っている方、認知症によって自分らしさを表現できなくなった方、そしてそれを支えるご家族に寄り添い、伴走していく存在となります。

鏡を見せ、自己への関心を促す

人生最期の時まで「いのち」輝く社会へ

超高齢社会を迎えるわが国では、一生涯のうちでがんになる確率は男性で49%、女性で37%(国立がんセンターがん対策情報センター推計)、また65歳以上の高齢者の5人に1人は認知症を発症すると言われています(厚生労働省)。
さらに、高齢化のピークは2035年、亡くなる方は2040年まで増え続けると言われており、すでに日本は年間150万人以上が亡くなる多死社会に突入しています。

だからこそ病や障害と共にあっても、自分らしさを大切にし、自らを愛し、大切な人とのつながりを保ちながら自分らしく生き抜くことが求められています。

病気や障害を患っても、これまで積み上げてきた自分自身というかけがえのない存在を見失わず、これからの未来へありたい自分に描いていくために、自尊心や自己概念と深く関わり、他者とのインターフェースである『外見』ケアへのニーズはこれからますます高まるでしょう。

私たちRingsCare社は、ケア職の新しい働き方を提案しながら、ケアを受ける側だけでなく、ケアをする側も幸せになる環境を提唱し続けます。

人生の最期まで人間の「いのち」の美しさに光を当て、一人ひとりに寄り添い続ける存在でありたいと思っています。

キレイを諦めなくていいケア環境を


リングスケアでは首都圏を中心に高齢者を対象とした訪問型化粧・整容ケアサービス(Rings Care®︎)を提供しています。大切な方に喜んでもらいたいという家族様や一緒に活動したい!という方はお気軽にお問い合わせください。

2024年3月25日に自社セミナー『苦しみの中でも希望の光となる化粧・整容ケア』を行います。
ご参加お待ちしています。

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