【スクスト】11次元の元ネタ
このえちゃんやロストの発言によれば、スクスト宇宙は11次元ある。
これの元ネタは以前の記事にも書いた超ひも理論。
全ての素粒子は、たった1種類のひもの振動パターンの違いで表せる。
なんで11次元必要かというと、
ひもの振動パターンの違いだけであらゆる素粒子を表すには3次元では足りず、空間9次元が必要になる。参考
さらに、ひもではなく膜が振動していると考える(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/M理論)と+1次元。
これに時間を加えて合計11次元。
空間9次元のうち、我々の3次元以外の6次元は極小サイズに折り畳まれていて、知覚できないらしい。
一方で、余剰次元が必ずしも折り畳まれている必要はないとも言われている。この辺は、以前の記事で書いたブレーンワールド仮説にもつながってくる。
スクストはあくまでフィクションなので現実の理論を当てはめるのはナンセンスだが、しかし11次元と言っているからには(作者は)ある程度超ひも理論を意識しているだろう。
超ひも理論に基づくと余剰次元は単に「ひもが振動するための空間」なんだが、宇宙が成り立つためには必須となる。
そこへ〝たまたま〟平行世界が5次元軸へ集合し、自我が6次元軸へ集合したとも考えられる。
7次元以降はなんだろう?特に何もない、ひもがプルプルしてるだけの空間かもしれない。
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