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生きづらびっとに繋がった

6月某日、外に一歩も出ずに終わった日、私は相も変わらず希死念慮を抱いていた。死にたさが日常的にあるのは昔からだけれど、最近は気づいたらコードを首に巻いているのでそろそろやばいと思っていた。その話を同じようなメンタルの友人に話したら「今日生きづらびっと22時までやってるらしいよー」と言われたので、生きづらびっとに軽い気持ちで相談を送った(軽い気持ちとはいえ相談内容はじゅうぶん重たい)。その時の事を少し書いてみる。

電話相談やチャット相談は繋がらない、ずっとそう言われているから繋がる期待はしなかった。しかし、私の相談は30分ほどで相談員さんに繋がった。思わずえっと声が出る。生きづらびっとのLINEから専門のチャット画面に移行した後、相談前に軽く説明が入る。生きづらびっとは60分を相談の区切りにしているらしい。60分も!?と思ったが、60分は割りかしあっという間だ、トントン拍子で話をした方がいい。繋がった驚きと相談内容がまとめられるかの不安でどぎまぎしていると相談員さんが「こんばんは」とチャットを送ってきた。右も左もわからないまま会話をする。少し片言な気がして大丈夫か?と思っていたら相談内容を詳しく話すフェーズに入った。相談する際、ここでの相談内容は1つに絞った方がいいと思う。事前の相談に5つほど相談を書いたが、実際に60分のうちで解決した相談は1つだった。相談事を話すと相談員さんがいくつかの質問をして真理に近づけてくれた。この質問によって自分が今何に悩んでいるか、何をしてほしいか、結局どう動けば良いのかがよく理解できる。最終的には相談事がさっぱり解決はしなかったものの、この後の行動を決める事ができた。片言なのではなくお茶目な人なだけだった。相談した事によってだいぶ満足している。

今思えば、私を担当してくれた相談員さんはプロのようだった。60分の中で解決策までもっていってもらえたのは数多のカウンセリングやいのちの電話などを試してきたけれど初めてだった。今までの経験からしてみて本当にいい相談員さんに当たれたのだと実感する。

相談所で一番おすすめできるのは生きづらびっとかもしれない。電話チャット相談は本当に相談員との相性によるから一概にはいえないが、おすすめの相談を書いて記事を締めようと思う。

生きづらびっと (今まで相談してきた中で唯一解決に持ち込めた。チャット相談なので私のような耳が悪い人でも安心)https://yorisoi-chat.jp/

チャイルドライン (子ども特有の悩みに強い気がする。相談員さんも落ち着いた感じで保健室の先生に近い。18歳以下じゃないと使えない)https://childline.or.jp/

いのちの電話もかけた事があるが、相談員によるのでいい!と一概には言えない。かけてみてダメそうだったら切ればいいので安心。


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