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日常4 3度目の85歳を送っていた祖母

4月4日は私のおばあちゃんの誕生日だ。
毎年ケーキをお母さんと選び、おばあちゃんの家で家族全員でお祝いをするのが我が家のルーティンだ。
 今年はおばあちゃんの85歳の歳が開幕した。
幸せそうなおばあちゃんとみんなで写真を撮り、沢山の話をして家に帰り、Googleフォトを除くと丁度1年前の今日というのが出てきた。
 「お、去年のおばあちゃんの誕生日や」と思い、見返していると、驚きの事実に気づいた。
去年のケーキのメッセージ付きチョコレートに、今年と同じ、「85歳、おばあちゃんお誕生日おめでとう」と書いてあった。
……あれ?と思い、お母さんに「おばあちゃんって何歳?」と聞くとやはり、85歳と答えた。

 一応去年の年齢ミスかと思い一昨年の写真を探し見てみると、一昨年も「おばあちゃん85歳のお誕生日おめでとう」と書いて、写真にはおばあちゃんが、幸せそうな笑顔で両手で8と表していた。
うん、8は分かってる、私は1の桁が知りたい!
私の頭の中は混乱していた。
結局おばあちゃんの生年月日を調べると、今年で87歳だった。  ……そう、彼女は3年間同じ歳で過ごしていたのだ。
 なんか、むしろこっちの方が長生きしそうと思い、いまだにおばあちゃんに年齢の話はしていない。 さぁ、次の4月はいっそのことハタチとでも書いておこうかと考えている。

おばあちゃんおじいちゃんが長生きして欲しいと思っている人はぜひこの方法をオススメしよう。

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