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婚姻費用をもらおう

10年の結婚生活を経て子ども3人とUターン移住し、初夏にシングルマザーになりました

いま離婚しようか悩んでいる、養育費の差押はどうしたらいいかなどシングルマザーとしての旅立ちがどなたかの参考になればと思います


裁判所のお世話になろうと決意した続き、
離婚の前哨戦として婚費調停はおすすめ!
という話です

通称婚費『コンピ』正確には婚姻費用分担請求といいます
相手方の居住地にある家庭裁判所に申し立てる調停で費用は数千円程度です

子供のいるなしに関わらず婚姻関係のある夫婦が別居する際に請求できるものです

参考
https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_kazi/kazi_07_03/index.html

調停のため話し合いは数回必要ですが、算定表どおりの金額であれば基本支払い指示が記載された和解調書がでることは間違いないでしょう
例)夫 年収500万 妻 年収500万
  未成年の子ども2人のケース
  ※妻が子供を連れて別居
  →夫が妻に月6〜8万円支払う

なぜ前哨戦としておすすめなのか?
理由は3つあります

ひとつめは算定表通りであれば揉めることがほぼないこと
ふたつめは相手の出方をうかがえること
みっつは弁護士なしでも過不足なくできるからです

正直、シングルマザーの生活で収入の確保は最大の課題になります
突発的な事象に対して定期的に支払われるものがあれば確保しておきたい
しかも非課税!確定申告不要なのです
算定表通りであれば相手方が不満を言っていたとしても最終的に裁判で命令も出してもらえます
それくらい確実な調停なのです

相手の出方についてですが
そもそも別居の時点で揉めている2人ですから、まともに話し合いができないことが多いかと思います
その上で第三者である裁判所からの出頭命令や期日の支払いをどの程度相手が守るのか確認ができますし
話し合いの過程で、このまま離婚に突き進んでよいのかの資金石にりなりうるということです

そしてこの調停自体は非常に手間もかからないので弁護士に相談など不要なのです
必要な書類も妻の立場であれば全て手に入るもので事足りますし

ポイントは別居したら即、申し立てること
なぜならば申立ての時点から請求権が発生するから

我が家のケースでは別居後一年ほど様子見期間がありました
単身赴任手当の一部を振り込む約束で、催促すれば入金される感じ
そしてそれも途絶えたタイミングで申し立てをしました
もちろん過去の未払い分も申立書に記載したため、結果、婚費差押までやりましたが離婚調停時に未払金全額の支払い確定しました👍

2021.11 婚費調停申立
2021.05 婚費調停(和解)

だいたい半年ですね
この間に相互出廷しての話し合いが3回
2ヶ月に一度話し合う感じですね
(裁判所のスケジュールによって間が空いてしまう)
話し合いとしては算定表どおりの内容のため揉めてもいませんが、結局相手の資料提出が遅かったりして間延びした印象です

和解調停後の支払いは、、、
当然のようにありませんでした

次回婚費差押してみる、です

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