悪質性を感じるスマホ限定の宝くじキャンペーン「強運を生み出せ！エッグGETキャンペーン」
最近、スマートフォンを使った宝くじキャンペーンが増えています。例えば、スクラッチカードを購入し、QRコードをスマホで読み込むことで商品が当たるといったものです。しかし、これらのキャンペーンが高齢者にとって非常に不便であり殆ど場合、家族が代わりに登録しているのではないでしょうか。
私の高齢の父親も、これまで何度もQRコードの入ったカードやチラシを持ってきて、「キャンペーンに登録してほしい」と頼んできました。親孝行のつもりで手続きの煩雑さに耐えながら登録を手伝ってきましたが、今回は特に問題を感じるキャンペーンがありました。それが「強運を生み出せ！エッグGETキャンペーン」です。
このキャンペーンでは、エントリーのためにまずメールを送信する必要があります。しかし、メール送信の際にAndroidのデフォルトメーラーであるGmailを選ぶと、「メールを送信するための空き容量が不足しています」というメッセージが表示されます。（スマホ内の容量は、５０％近く空きがあるのを確認しました）
さらに詳しく調べてみると、From欄に自身のメールアドレスとは異なる「tanyechangmail・・・・」というアドレスが設定されていました。
この容量不足のメッセージをクリックすると、「Google ONEへのトライアル」への誘導メッセージが表示されます。これを登録するとメール送信が可能になりますが、後日費用が発生するのではないかと思われます。高齢者やITに詳しくない人にとって、このような手順は非常に混乱を招きやすいです。
結局、Gmail以外のメーラーを使えばこの問題は避けられるかもしれませんが、デフォルトでGmailが設定されている以上、多くの高齢者はこの罠に引っかかるでしょう。
このような仕組みは、宝くじを購入する高齢者に対して非常に不親切であり、場合によっては詐欺のように感じられます。みずほ銀行や宝くじ発売の団体は、何を考えているのでしょうか？
日頃、ビッグユーザーである高齢者を裏切る行為に思えてきます。
高齢者が被害に遭わないよう、キャンペーン登録を手伝っている家族の方は十分に注意してください。
しばらくメール送信を放置しておくと、ご覧のような念押しメッセージが表示されます。
この仕組みが法的に問題ないのかどうかも疑問です。
騙されやすいように誘導し、トライアルに登録させるのだから、一歩間違えば詐欺に近い行為だと言えるでしょう。
みなさん 酷い仕組みだと思いませんか？
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