「テニスの王子様」を分析する(117):「え」と「あ」
物怖じせず、どんな人とも気さくに話す杏ちゃんが、思わず言葉につまる。
「え?」
「あ…」
と、感動詞がふたつもつづき、そのあとも
「モチよ」
とだけフキダシに書かれる。ふだんに比べ、言葉少なだ。
口では「橘妹」と呼びながらも、杏ちゃんのことを「ひとりのテニスプレイヤー」として接する桃城。
きっとそのことは杏ちゃんにとって新鮮で、そして特別なはずだ。
散文と批評『5.17.32.93.203.204』に、テニプリ論考を寄稿しました。
📚WEBショップにてお買い求めいただけます📚
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?