「テニスの王子様」を分析する(130):文字を追うスピード
忍足と向日が、青学の試合を見ながら言葉を発する。
関西弁で話す忍足のフキダシは、ひらがなが多く、
また、関西弁を読むという小さな「つまづき」(アニメ版の印象を差し引いたとしても)(関西弁話者であっても、そうでなくても、他のフキダシに比べるとスラスラと読めないのではないだろうか)によって、柔らかさすら感じられる。
もし、関西弁のフキダシでなかったならば。
やはりこのコマから受ける印象は、大きく変わるように思える。
散文と批評『5.17.32.93.203.204』に、テニプリ論考を寄稿しました。
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