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2300歳まで生きる勇気と覚悟

レイバーデーの連休にキングス・キャニオン国立公園と、セコイア国立公園に行ってきました。

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『山を歩き、よいものを取り込もう。

日差しが木々に降り注ぐように、

自然は安らぎを与えてくれる。

風は心地よく、

落ち葉が舞うように私たちの心配事も

どこかへ吹き飛ばしてくれる・・・』

シエラネバダの山中に隣接するこのふたつの国立公園は、ナチュラリスト、ジョン・ミュアがたたえたとおりの自然が息づいている。

樹齢2000年の巨木の森をさまよい、白い花崗岩の巨人たちに見下ろされながら草原を歩く。

太陽の、木々の、草花の、風の、清らかな水の流れの、鳥や動物たちの、すべての自然の優しさを体いっぱいに感じることができる公園だ。

1980年に誕生した、アメリカで2番目に古い国立公園。ゆっくりと歩き回ってみよう。

(地球の歩き方 2017、2018年版 P244より)

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地球の歩き方って文章が好きなんだよなぁ。
って最近気づいた。笑

(デスバレーのページとかユーモアに溢れてて、めっちゃ笑って3回読んでもーた。笑 めっちゃ丁寧にオススメとか書いてくれてるのに、ちょいちょいマジでここは死ぬから行くなってニュアンスが伝わってくる文章。笑)

わたしも自然の優しさを体いっぱいに感じたいぞー♡ 歩きに行こ〜♡

と思ったら、3歳娘はホテルでもブレずに、
家と同じことをやりたいようにやっている。

「いま、おえかきちゅうなの。」
出かける気配なし…

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彼女が今回の旅行でカバンに詰めてきたものは、ペンたち。画家か。
でも紙は忘れたようで、嘆いていた。笑

旦那は気づいていたらしいが、忘れ物して学べばいい、というタイプ。前回の旅行の時は、息子がゲームの充電器を忘れて嘆いていた。わたしもそれは賛成だが、ギャースカギャースカなるのがめんどくせぇーっ!!笑 
(娘はフロントで紙をもらいました。)

そしてこの↑娘のMITの帽子。マサチューセッツ工科大学(頭いいらしい。わたしの知識ではそれくらいしか知らん笑)の帽子で、旦那が出張の時に買ってきたんだけど(買ってきた時もなんのブランド?って聞いた笑)、今回の滞在先のロッジでは、

「ワァオ!最年少の卒業生ね♡」

と何回声をかけられたことか。

ジョークがまたアメリカンだ。



ここのロッジに泊まったんやけど、

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なんで熊の手はこの位置なの??
(旦那は幹の太さ上、手が広げられへんかったんやろ、と。なるほど。。そうなのか・・・??)

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手作り木のスプーンやアーチェリーなどなど、子供たちも参加できるアクティビティが毎日ちょこちょこあって、楽しい。(手作りスプーンしたかったけど、時間がかかりそうだったのと12歳以上だったので断念。。)

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このお兄さんはうちの息子くらいの時から、アーチェリーをしていて、サンフランシスコで働いていたんだけど、数年前にココに引っ越してきて働いてるんだって。多くのスタッフはココに住んでいる。すごい。

ごはんも3食出るし、バスケットコートも、プールも、ビーチバレーも、ボルダリングも、エア射撃もあり、湖でもすべてレンタル無料だし、コロナじゃなければ夏は子供を預かってくれてサマーキャンプとかもしてくれるんだって。(それ最高やん!親はちょっとハードなトレイルに行ける!)

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さらに子供が大好きトランポリンもあり・・・

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「でっかい木を見にいくよー♡」よりも、こっちがいいとのことでロッジ敷地内からなかなか出られないという。。子供との旅あるあるだ。笑

そら子供からしたら、大きい木なんて見える範囲にいっぱい生えてるし、興味湧かないよね。笑

でも、親も譲らない!笑
アメリカのクリスマスツリーと称されている木を見に行った!

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100M近くあるみたい。。すげー。
100Mってダッシュしてもしんどいし、泳いでもしんどいぞ。(どんな比較?)

トンネルもすごい。。

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トランポリン全力でやって、体力使い果たして何回も座り込む二人を連れて歩けるのはせいぜい30分くらいのゆるいトレイル。(次回は施設設備が整っていないところにしよう。笑)


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(2300歳と3歳。どっちも立派よ♡ ちなみに樹齢100年のジャイアントセコイアの幹はたった直径3センチらしく、そこからこんなにも巨大になるそう。)

わたし「この場所で動かずに2300年生きなさい」って言われたら、そんな勇気も覚悟1ミリもなーいっ!!笑

いろんな土からの感染症に負けず、山火事があっても生き続ける。強い。強すぎる。。

わたしは残りの数十年を精一杯生きようと思いました。人間も自然の一部だなぁと実感する。

でもこのジャイアントセコイアも人間の乱伐によって、今はたったの4%しか残っていない… ひとつの幹から20軒くらいの家が建つらしい。その4%もすべてが保護されているわけではなく、今でもビジネスで切られてるそう。。


夜はまたキャンプファイヤー。

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そして、子供たちはスモア食べながら、トイストーリーに夢中なのでした。

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さて、翌日、帰る日。
どこかの遠くの山火事の影響で・・・

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ぎゃー、これお昼前だよ。灰がめっちゃ降ってくる。。

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ベリーアンヘルシー・・・これはいかん。。

友人はヨセミテに行ってたんやけど、ヨセミテはずっとこんなんだったらしく、つ、辛すぎる。。。

どおりで昨日の夜からめっちゃ鼻がモゾモゾしてたんだよな。ということで、早めに退散し、夕方には帰路に着きました。

でもこの山火事、今回訪れた公園にも書いてあったんだけど、

【自然のプロセス】

だから、山火事は安易に消してはいけないと。


明日はそのことについて書き留めておこう。


では、みなさん2300年生きましょう♡


また明日ココで♡

循環が循環を生むのがすきです。サポートしたいただいた循環を、文字で循環していきます♡