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土壌について(これが農業の基本!)

こんにちはゆuです!

以前に土壌についてのまとめ記事を投稿しましたが…

こんなの誰も読まねーーー!

僕のYouTubeの解説動画を見てくださった方に、
「あれなんだったけ……うーん🤔」
となっている時に復習用として作ったのですが、(動画を見直すのもめんどくさいかなー?って思ったので)

あまりにも退屈!!!

情報が無機質なんですよ💢

そもそもnoteを使ってない人からしたら、ダウンロードする方がめんどくさいよ!って話です!!


と言うことで、文章版として新しく作り直します。

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よし!これから野菜を育てるゾ!!早速、種を植えて……

待てーーーッ!!!!

君は砂漠に城を建てるのか!!

下書きをせずに色塗りを始めるのか!!

土壌の管理をせずに野菜を育てるのはそれと変わりません。
基本が大事!土づくりは野菜栽培の基本!!

野菜を美味しく育てる為には土中の養分や水分を適切に管理し、根っこをしっかり伸ばす事が必要です!!

最初は、土の中はどうなっているの?ってところをお話しします。

土壌の構造は大きく2つに分かれます。

1つ目を団粒構造と言って、

1粒の土が大きなカタマリとして存在している構造です。

1粒の土が大きいと何が良いの?

1粒1粒が大きいと、その分土同士の間には隙間が生じます。
つ・ま・り⭐️
その隙間からは根っこが伸びやすくなる訳です!
他にも、水や空気の通りも良くなり根腐れを防ぐことができます!!
さらに面白いことに、この構造は保水性(水分を保つ力)も高いと…


水の通りが良いのに水の保ちがいいだと……
どういう事だ!!?

先程、団粒構造の事を「1粒の土が大きなカタマリとして存在している構造」と説明しました。

1粒の土が大きなカタマリとして………
1粒……なのに………カタマリ…………

ここに団粒構造の面白さが詰め込まれています!!!
この1粒の土を分解していくと、さらに細かい土の粒に分かれます。
この細かい粒は微生物によってお互いをくっつけてられて1粒の大きなカタマリになっています!
なので1粒の大きなカタマリの中にも隙間が存在していますが……


今度は1粒1粒が小さいので、比例して隙間も小さくなる訳です!
よってこの隙間からは水が逃げ出しにくくなっています!!

だから、団粒構造は排水性(水の通り易さ)と保水性の正反対の性質が高い不思議な作りになっています!

これを知った時に僕は感動しました…
自然ってスゲーーー!!!!


団粒構造に熱を入れてしまいましたが💦

もう1つの構造を単粒構造と言って、
団粒構造とは違って、土1粒1粒の細かい土壌構造となっています!
細かいと言うことは当然、隙間も小さくなるので、
根っこが伸びにくい!!!
そして、団粒構造の土を分解した構造同様に(ややこしいね 笑)保水性が高いので、
雨の日には水が溜まって根腐れを起こしてしまいます!

つまり、単粒構造より団粒構造の方が野菜を育てやすい訳ですね!


では、どのように団粒構造を作ればいいのか

先ほどの説明で話した通り、土壌の団粒化には微生物の力が不可欠です!
要するに良い土づくりは、いかに微生物達に働いてもらうかが肝です!!

そのために、微生物達に仕事をお願いして働いてもらいましょう!
そのお仕事と言うのが「腐食」です。
腐食とは、本来の自然サイクルに備わっていた植物が動物を食べるための準備の事です。(「食べる」は比喩ですので驚かないでね💦)

もちろん、植物に口なんてないのでそのまま食べることはできません…(食虫植物ならまだしも)

なので、微生物達に食べやすい形に作ってもらう必要があります!


ここでの微生物と植物の関係は、赤ちゃんとその子の親との関係に似ていますね!
まだ小さい頃の子供達は歯が発展していませんから、お母さんやお父さんが赤ちゃんが食べられない物を
おじやなど、柔らかく料理して食べやすくしますよね?

微生物達は動物の遺体を分解して植物の吸収しやすい形にしてくれます!


では、どのように「腐食」を起こせばいいの?

腐食の起こし方の基本は土壌の掘り起こしです!
土中に酸素を送って微生物を活性化させましょう!!
土を混ぜる時に堆肥などの有機物を一緒に混ぜると微生物のお仕事を増やせるので、より活性化できます!

堆肥については次の記事で取り扱いますね〜

くれぐれも、種まき前や移植(苗を植え替えること)前に行って下さい!
そうすると、徐々に大きくなっている植物の背中を押してくれると思います!!



あっ!そうだ!!土壌の単粒化についても話さないと!
1度団粒構造にしたからと言ってずっと安心してはダメですよ!
作業中の踏み込みや雨に叩かれたり、化学肥料の使いすぎで土が単粒化するから気をつけて!!
収穫後に掘り起こすと栽培していた根っこや落ちた葉っぱを有機物として混ぜれるので(それだけじゃ足りないかもしれないけど)良いサイクルが作れるんじゃないかな?って思ってます。

思った以上に土壌構造についてが長くなったので今回はここまで💦💦
じゃ、またね〜

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