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男は度胸、女は愛嬌のはなし

その言葉があまり好きではなかった。
女はニコニコしとけばそれでいいだろうといわれているようで。
しかし最近は一理あるのかもしれないと思うようになってきた。恋愛において、言うまでもなく男の度胸と女の愛嬌は武器になる。それだけでなく、人間関係においても、この言葉は役立ってくるのではないだろうか。度胸のある男は頼りにされ、愛嬌のある女は男女関係なく好まれる。まぁ男女という枠にくくらなくても、コミュニケーションを気持ちよく行う上で必要最低限の愛想とかは大事ではあるだろうけれど。

私は必ずしも、男は度胸、女は愛嬌をもっていないといけないと言っているわけではない。しかし、度胸や愛嬌をもっていた方が、人からの信頼や好意を受けやすい。だから認められたいという欲を満たす第一歩目に、男は度胸、女は愛嬌という言葉を実践してみるのは有効なのではないか。

頑なに男女差別だ!とか、男とか女とかでくくるな!と思ってこの言葉について考えもしなかった自分を少し恥ずかしいと思う。先人の知恵が詰まったことわざや慣用句は、確かに現代の価値観とは少しずれているのかもしれないが、考え方によってはやはり大きな知恵として、私にヒントをくれると思っている。

男は度胸、女は愛嬌のはなし


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