痴漢をどうにか無くしたいので対策を調べて見た

身近にずっと痴漢の被害に苦しめられている人がいるので、どうすれば痴漢を無くせるのかを調べたり考えてみた記事になります。自分は男で電車やバスに乗る機会も少ないため、どこまで参考になる事が書けているかは未知数です。見当違いの事を書いているかもしれません。
痴漢は様々な場所で起きていますが、この記事は電車の中に絞った内容になっています。


痴漢を未然に防ぐためにできること

できること①痴漢抑止バッジを身に付ける

痴漢抑止バッジなるものが存在します。
このバッジには「痴漢は犯罪です」「私たちは泣き寝入りしません」等のメッセージが込められており、痴漢をしようとする人にこれを見せつける事で抑止力になる、というものです。自分も1つ持っています。デザイン良いでしょ。

痴漢抑止バッジ

これを鞄のベルト部分等に付けて後ろに立つ人に見えるように持つ事で効果があるようです。座っている時にも被害に合う可能性はあるので、座る時は正面に立つ人や左右に座る人に見えるように持っておくのが良いのかなと思います。電車以外でも移動中やライブ中等に痴漢の被害に合うケースがあるので、いっその事ずっと付けておいた方が安全だと思います。また、自身が被害に合っていない場合でもこのバッジを付けておく事で同じ車両に乗っている人が思いとどまり、防げる痴漢があるかもしれません。自分が電車に乗る機会は今のところ少ないですが、今後は極力バッジを付けて乗車しようと思います。

痴漢抑止バッジに同封されていたペーパーの説明



自分が被害に合っている訳では無いのでこれで痴漢が無くなる!と言い切る事はできませんが、効果を実感している人は確かにいるようです。効果については下記リンク先の記事等を見てください。

このバッジ、学生・個人であれば1人1個まで無料で貰えてしまいます。送料も無料です。以下のリンクからどうぞ。デザインがこの記事を執筆している時点だと45種類あるので眺めているだけでも楽しめるので覗いてみて欲しいです。複数必要な場合は2個目から550円で購入できます。

ここまで痴漢抑止バッジを付ける事をごり押しするような事を書いてきましたが、このバッジを配布する活動をしている痴漢抑止活動センターからは以下のようなコメントを貰っています。バッジはあくまで痴漢を無くす為の1つの手段なので、他の方法も見ていこうと思います。

私たちは、被害にあっている人に「痴漢抑止バッジを付けて身を守れ」と言いたいのではありません。社会全体で、痴漢犯罪について考え、痴漢をなくしていきたいと考えています。誰もが安心・安全に電車に乗れるようになる日まで、一緒に頑張りましょう。

できること②痴漢抑止活動センターに寄付をする

痴漢抑止バッジを配布する等の活動をしているのが一般社団法人 痴漢抑止活動センターです。バッジを配布する以外にも学校等の団体に痴漢犯罪防犯講座のセットを寄贈する等しています。ここに寄付をする事で痴漢を抑止する活動をサポートできます。月1,000円ずつ支援する方法と、任意の金額(1,000円以上)を1回きりで支援する方法があります。金欠なので1,000円を1回きりという最低金額で寄付してみましたが、応援コメントを書けて掲載もしてもらえるので有意義な使い方だと思います。どのような活動をしているかもリンク先に詳しく書かれているので、興味があれば覗いてみてください。

寄付する際に書いた応援コメントはここに掲載されます。掲載される名前は本名、匿名、ニックネームから好きなものを選べます。応援コメントの掲載を辞退する事もできるので、寄付する時には項目を間違えないように選択してください。

月額サポーターになるとここに名前が掲載されるようです。自分は月額サポーターにはなっていないので、どのくらいの頻度でサポーターのリストが更新されるかは不明です。お金持ちになったら検証してみても良いかも…。

できること③痴漢を回避する

痴漢抑止バッジが届いた際にリーフレットが同封されていました。痴漢への対処等がわかりやすく纏められていたのでこちらも見ていきたいと思います。痴漢抑止活動センターへ問い合わせた所、快くnoteに掲載する許可をいただきました。ありがとうございます。

痴漢を回避する方法と対処法がわかりやすく纏められている

また、ここから先に書く内容は以下のリンク先のページでより詳しく説明されています。こちらも確認していただけると理解がより深まると思います。

回避する方法として、周囲に挙動不審な人がいたら乗車口をかえる、痴漢の多いドア付近等を避ける、背筋を伸ばす等があるようです。個人的に被害に合う側がなんでここまで気を使わないと駄目なんだという感じでモヤモヤする対策ですが、痴漢が多過ぎる現実があるので紹介しておきます。こんなことしなくても良い日が来て欲しい…。

できること④複数人で行動する

そもそも複数人で行動していれば痴漢に合う確率はグッと下がるろ思います。仮に痴漢が起きてしまっても知らない人の為に通報するよりも知人の為に通報する方がハードルは下がるはず。複数人で行動できる環境にいるのであれば極力複数人で行動するべきだと思います。1人で移動するからこその楽しみもあるんですけどね…。自分の身近で痴漢に合っている人は遥か県外に住んでいるのでこれを実行するのは難しいのですが、いずれ近場に引っ越したら是非これはやりたいと思っています。誰か5,000万円くらい(税金とか諸々引かれた後の金額)くれないかな…。

痴漢への対処としてできること

できること①やめて欲しいと意思表示をする

手で振り払う、「やめてください」と周囲の2~3人に聞こえるくらいの大きさで声を出す等です。何もしないでいると痴漢がエスカレートする可能性が高いので、なるべく早い段階で対処する事が必要です。とはいえ、実際に被害に合うと怖くて大きな声が出せなかったり、痴漢か偶然当たっただけか判断が難しいといった現状があります。何もできなかったとしても自分を責めない事が大切です。痴漢の被害を相談された場合でも、対処できなかった事を攻めてはいけません。これは自分も無意識のうちに言ってしまう可能性があるので注意しないとなと思いました。

できること②知人のフリをして声をかける

【4.被害を目撃したら 友達のフリをして、声をかけよう】良さそうだなと思いました。目撃することがあったらこれやってみようかな。年齢が離れている場合は友達は難しいか…?という気もしますが親戚でも何でも良いので知り合いのフリをして話しかけるのは有効そうです。咄嗟にできるかは実際に遭遇してみないとわからないですが、対処を事前に知っている方が行動起こしやすいと思うので、まずはできることを知るのが大切だと思います。

できること③相談できる人を探して相談する

誰にでも良いので相談をして痴漢が起きている事、被害にあっている事を認知してもらう事が必要です。認知されない事には対応してもらえる機会も無くなってしまうので、まずは相談するのが大切だと思います。

電話での相談先として8103と8891が紹介されていますがどう使い分ければ良いのか難しそうに感じました。実際に電話した事が無いので適当な事は言えないですが、どちらに相談しても正しいと思います。今後電話する機会があればこの場所に追記しようと思います。

できること④110番アプリ等を使って通報する

痴漢抑止活動センターのサイトによると、痴漢に合ったり被害を見かけたらためらわずに110番して良いそうです。電車の中にいる場合でも問題無いとのこと。しかし被害にあっている恐怖の中で通報するのは勇気がいりますし、そもそも電話が苦手な人も多いかと思います。そんな時は【110番アプリ】を入れておけば声を出さずとも通報が可能です。いたずら防止のため事前に個人情報を入力して登録が必要なので、登録しておくと良いでしょう。

自分も登録してみたところ、練習モードが搭載されていたので防犯訓練として実践的だなと感じました。痴漢の被害にあった、痴漢を目撃した想定で一度操作しておくと本番でも行動を起こしやすいと思います。この他に痴漢が起きた事を周囲の人に知らせるアプリ等も存在しているので、ストアを検索してみて有用そうなものをインストールしておくとお守りになるかと思います。

110番アプリの練習モード


できること⑤時間が経った場合は9110に相談する

痴漢の被害に合った、目撃した時に通報できなかった…時間が経ってしまった…。そんな時は9110(警察相談専用電話)に電話する事で警察に相談できるようです。身近な人から被害に合った話を聞いていて通報も相談もしていない、という状況なら代わりに電話してみるのが良いかも?と考えています。次にそういう話を聞いたら試してみよう。代理の電話でも受け付けてもらえるのか、どんな情報を聞かれるのか等、電話する機会があればここに追記しようと思います。

その他

痴漢の被害は電車の中に限らず駅構内でも起こります。ぶつかりおじさんと呼ばれている人達への傾向と対策について詳しく書かれている記事を見つけたのでリンクを貼っておきます。


痴漢について時間をとってゆっくり考えられたのでこの記事を書いて良かったなと思います。知識を増やす事で痴漢の被害にあったり目撃する事があった時に通報するハードルが下がれば、痴漢も起きにくくなって安心して電車に乗れる未来に近付く…と良いな…。

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