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いろいろあった いちがつの

【文字数:約1,000文字】

 年始から地震に旅客機炎上と、正直まったく年始のゆるんだ空気がないまま仕事始めになり、翌週にはコロナもしくはインフルに苦しめられた。

 そんな1月の最終日、珍しく4日連続で記事を更新しようと思ったのは、とある目標を今月は達成できたからだ。

 それは飲酒量を減らす「減酒」だ。

 去年までストレスや習慣により、自分でもどうかと思うくらい飲酒量が増えていたので、ぼんやり危機感を覚えてはいた。

 そうして年が明けた直後に先の出来事があり、体調不良も重なったことが追い風となって、飲む日を月の1/3まで抑えることができた。

 もちろん付き合いとか楽しみで飲むことはあったけれど、晩酌するのが普通だったのを麦茶で済ませてみると、夜時間でも頭を使えるようになった。

 収入に対する飲食費の占める割合、エンゲル係数が減ったのはもちろん、酔っていると夜に活字を相手にすることができない。

 制作中の話を完成に近づけるべく、そうした取り組みを通してヤル気を捻出していきたい。


 その他だと新たな現場を担当することになり、今のところ順調に進んでいるような気がする。

 前の担当者から良くない理由で引き継いだため、内心けっこうビビっていたのだけど、出向いてみると苛烈というわけでもなく、おそらくタイミングやすれ違いが原因だったのかもしれない。

 その現場は自分ともう1人で受け持っており、上司から聞いていたとおり手抜きが目立った。

 先日には出入用マスターキーの管理不備があり、悪くすれば取引停止になるからマジで勘弁してくれよと。

 今の現場は自分に合っていると感じるし、なるべく続いて欲しいと願っている。


 趣味の話だと5年は使ったバイク用タイヤを交換し、買い替えはせず今のを乗り続けることに決めた。

 必要があれば車もあるし通勤は自転車なので、はっきり言ってバイクは不要だと思いつつ、「ペダルをこがなくていい自転車」としては手放しがたい。

 油断しなくても自己肯定感を削られがちな昨今、そうした無駄あるいは余裕があることで、けっこう救われているように思う。

 依存する先は複数あったほうがいいと聞くし、小説で食べていきたいと夢を語れるほど、血の滲むような研鑽を積んでいるわけでもなく。

 願いと痛みをかき混ぜて、ぐちゃぐちゃにしたものが評価されるとしたら、そんな世界はどこか病んでいるのかもしれない。

 私は私のために書く。

 かつて「私」を否定され、自らを「自分」と呼んだ10代の少年は、過去に捕らわれたまま明日も生きるのだろう。


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