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たちあがれ! カ○イ○!

【文字数:約1,000文字】

 第13回の「おたからさがし」は原点に戻って石を取り上げる。

 物好きしか読まないマガジンとはいえ、1ヶ月に1回くらいは更新しないと私自身が忘れるだろう。

 こうした書きだしの部分についても同じで、なんだかんだ12回もやっているのだなと、ちょっとだけ感慨深くなる。




 石を特集すると言っておきながら、1枚目はコチラ ↓ の貝殻だ。

あたま隠して……

 これは海辺に住む「カイガライヌ」という種類で、ヤドカリのように様々な貝殻を利用する水生イヌだ。

 もちろんそんな生物はいない。真相はコチラ ↓

友情出演:アヌビス

 支える役割をしているアヌビスの高さが4cmちょっとで、その1.5倍くらいの長さだろうか。

 これを始めは「ホタテガイ」だと思ったけれど、板みたいに平べったい記憶はないので調べると、「イタヤガイ」という種類らしい。

 ちなみに現在は出光興産と経営統合した、昭和シェルのマークがコチラ ↓

引用元:🐚

 板みたいなのは片側だけで、もう片方は丸みがあって柄杓ひしゃくを作るのに使われたとか。

 どれくらい平たいのかについてはコチラ ↓ を参照されたし。

歯ごたえはサクサク?

 ホタテガイに負けない美味しさがあるものの、養殖が難しく大発生したり消えたりする、なんともミステリアスな貝だそうな。

表も……
裏もありません




 次は今度こそ石を取り上げる。

 もったいぶったのにはワケがある。

 コチラ ↓ を見れば、きっとお分かりいただける。


ク○ラが立った!

 ちなみに映画「メッセージ」のポスターがコチラ ↓

引用元:映画.com

 お菓子の「ばかうけ」と言われているし思ったけれど、私が手にしているのは珍しくもない「軽石」だと思う。

 美容の目的で角質除去するのに使われたりするが、ここまで細長いと別の用途がありそうな……。

ちょっと休憩

 さすがに単独では立たないので、始めの写真下あたりを見れば分かるとおり、粘着テープを支えにしている。

 軽石と言えば数年前、海底火山の噴火によって大量の軽石が発生し、漁業に大きな被害が出た。

 これがそのうちの1つかもしれず、もしそうであれば海はすべての陸地につながっていると証明される。

 とはいえ、周辺に流れ着いたゴミの文字を見れば、日本の外から来たものであることは自明なのだけれど。

「今こそ海の平和のために立ち上がれ! カルイシ!」

 そんなメッセージを受け取るのは、きっと私だけにちがいない。






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