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難病とは

難病ってなに?

難病情報センターで解説されている情報を、かんたんに書いてみますと…

●「難病」とは、医学的に明確に定義された病気の名称ではありません。
いわゆる「不治の病」に対して社会通念として用いられてきた言葉です。
● 医学の進歩によって難病でなくなった病気もあります。
● 根本的な治療は難しく、慢性的に続いていく病気です。
● 患者自身や周りの家族の、経済的・身体的・精神的な負担が大きいです。

なので、映画やドラマで見られるような「寝たきり」とか「余命いくばくもない命」といったイメージと少し違ったものもあります。
あくまでも
現代医学で根本的に治すのが難しい
慢性的に続く
経済的・身体的・肉体的・精神的な負担が大きい
病気を指しています。
自立生活が難しい、生命維持が困難…といった状態は難病に含まれません。

難病ってうつるの?

ほとんどの難病はうつる種類の病気ではありません
病気によっては見た目の容貌に目立つ症状があるので、「病気がうつる」と誤解され、社会生活で問題がおこることがあります。
でも、ほとんどの難病は人から人への感染はありません。

むしろ、難病のある人の中には免疫力が低下している人もいます。彼らが風邪などのウイルスをうつされてしまい、難病が悪化してしまうおそれがあります。

誤解がなくなりますように

世間一般に、まだ難病のことはまだまだ知られているとはいえません。
創作物の演出などもあって、難病を患う人が誤解をされたり、社会に出ることをためらわれることも少なくありません。

少しでも難病のことを知っていただけるように、厚生労働省や難病患者さんの会などの団体が、情報を発信して下さっています。

参照

難病情報センター
厚生労働省(PDFページ)

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