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みんなが英語を話せる島国

今日の英会話の相手はとってもゆっくり話す人だった。こんなにスローに英語を話す人と会ったのは初めてだった。

「あーーい、、あーーむ、、ぜーーき。」

彼女はきっと母よりは年下で、私よりは年上だった。日本人でも、それ以外の国の人でも、なんとなく人それぞれに空気感というものがある。彼女はとても穏やかで、優しいんだろうなと感じる。人間の印象って、言語以外のところでできている気がする。話す内容よりも話す声のトーンや音。表情。

今まであまり外国の方と話したことがなかったから、彼らに親近感がなかった。でも最近は毎日25分間、わたしの知らない国の人と話す。それだけで楽しい。

DMM英会話で英語を勉強しているけれど、ここにはフィリピンの講師がとても多くて「え、フィリピンの人なんでこんなに英語が話せるんだろう?」と思いフィリピンの言語について調べてみた。

調べたところによると、フィリピンとは北から南まで、170種類くらいの言葉が使われている。フィリピンには島がたくさんあるから、文化や言語がそのまま保たれている。だからみんなに共通の言語が必要だったみたい。

多くのフィリピンの人は、英語とフィリピン語、地元の言葉の3つが使えるとのこと。日本では、ほとんど日本語しか話せない人が多いから、この感覚すごいな。街の看板や、新聞、雑誌などもほとんどが英語表記のようで、英語が日常生活に浸透しているから、話せる人がほとんどらしい。

調べた結果までに過ぎないから、実際に行ってその感覚を知ってみたい。色んなやさしい生活があるんだろうな。英会話講師の後ろで鳴く犬や鶏の声、子供の走る足音。日本の田舎で、徳島で世界の人と話せる時代になったんだなと、本当に嬉しく思っている。

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