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息芝居のテクニック

どうも、RinDaです。

今回は呼吸法を応用した
「息芝居」についてです。

息芝居を極めれば、
様々な表現の幅が生まれます。

声優として覚えておいて
損はありません。

むしろ声優として
生きていくには
必須と言っても
過言ではありません。

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息芝居とは何か?

息芝居というのは、
発声時に息の量を調節して
演技に厚みや
深みを出す技法
です。

「息芝居」という呼び方は
私の「芝居と演技」の
定義に反するのですが
ここではあえて「息芝居」と
呼称させて頂きます。

よく使われるのは
「愛情表現」のあるシーンです。

なので色っぽいキャラや
大人びたキャラを演じる際に
用いられます。

成人向けのコンテンツや
BL作品に出演する時には
これができないと
使い物になりません。

また、映画の吹き替えにも
必須のスキルです。

英語は「乾いた言語」
日本語は「濡れた言語」といわれ
英語の発音には多くの息を用います。

それを日本語で再現する以上、
息を使って演技をするのが
必須になるのです。

吹き替えの作品で
あまりハキハキ言葉をしゃべる役が
いないのはそのためです。

息芝居を覚えるだけで、
アダルトコンテンツと映画の吹き替えで
生き残れる可能性が生まれます。
これは是非習得しておきたいところです。

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息芝居でできること

息芝居で表現できるのは、
主に「距離感」です。

ただ、この距離感と言うものが
とても便利なものなのです。

なぜかというと、
距離感で表現できるものが
多すぎるからです

例えば、
対象との物理的距離、
相手との親密さ、
体調、心理状態、時間感覚、
体の大きさ、経験値の高さ、
身振り手振り、開放感、などなど

むしろ、これだけで
いいんじゃないか?
って感じですね(笑)

これができるようになれば、
高い声の老人や
低い声の子供を
表現できるようになります。

つまり、役の幅が
大きく広がるってこと
です。

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声の五要素

では、その息芝居。

具体的のどうやるのか?

まずは、声とは息であること
理解してください。

宇宙空間でそうであるように
空気がないと声が出ません。

また、息継ぎをしないと
声を出し続けることができません。

次に、声の五要素
操れるようになること

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