#RinDaの台本0325 総括
どうも、RinDaです。
今回は私がTwitterで投稿した
#RinDaの台本0325
の総括記事になります。
今回のテーマは「掛け合い」でした。
今回の台本ですが、
雫のセリフに不備があり過ぎて
大変ご迷惑をおかけしました。
それにもかかわらず、
たくさんの声優志望の方が
男性女性問わず、
チャレンジしてくださいました。
本当にありがとうございます。
また引き続き、
お付き合いのほど
よろしくお願いいたします。
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設定のおさらい
今回はラブコメが
題材となっていました。
男性側の太一は、
無愛想の長身男子。
女性側の雫は
無邪気な小柄女子。
ふたりとも大学一年で
季節は夏という設定でした。
基本的な流れは、
雫のワガママに対し、
太一もワガママを返し、
雫の本音に太一が陥落する。
という感じです。
課題はお互いに
太一を陥落させるまでの流れ
だと思います。
また、互いに恋人同士であるため
雫側はウザ過ぎてもいけないし、
太一側はダル過ぎてもいけない。
その恋人という制限を意識して
課題をやり遂げることができるか?
というところに注目していました。
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女性側の印象
雫のセリフはストレートに読むと
かなりぶりっ子な印象だったり
大学生にしては幼い印象だったりを
受けたかと思います。
そのまま、猫かぶりのキャラをやる
という選択肢もあるのですが
設定に「無邪気な女の子」と
あるので除外できるかと思います。
また、怒ったりしおらしくなったり
と表情豊かなセリフなのも
生かして読んでほしいところです。
また、個人的に
読解してほしい仕掛けとしては、
殴った後の雫のセリフを
泣き芝居にしてほしくない
というところです。
あそこで雫を泣かせてしまうと
前後の芝居と温度差があって
ウソ泣きみたいに
なってしまうかなって
思いながら書いてました。
なので、ネガティブな感情ではなく
いたって前向きな感情で
雫の感情のギャップを作って
もらえるとうれしかったです。
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だいたいの方が、
雫の無邪気さに
振り回されていた
というような印象です。
元気いっぱいのキャラを
やるためにはそれなりの
発声や滑舌の技量を求められるので
その辺りを補えていない方は
キツイ台本だったのでしょう。
前回の必殺技も含め
声量が必要なセリフは
基礎が充実していないと
演技に不自由さが
出てしまいますね。
中には、二名ほど
基礎が充実した方もいて
雫のパワフルさを出しつつ
感情の起伏を読み取って
丁寧に演じてくれた方もいました。
また、太一の小突き方に
皆さんの個性が見えたのも
面白かったです。
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男性側の印象
太一を演じる上で、
忘れてほしくないのは
雫が彼女であるということ。
セリフの上では
「なに」
「嫌だ」
「ばっか」
と冷たい反応が多いですが
不愛想な彼なりに
彼女に好意を寄せている
ことがわかる演技を
してほしかったです。
太一にも仕掛けた読解があります。
それは雫のセリフの
「こんなに何度もお願いしてるのさ~」
です。
「何度も」お願いしているので
「どうせまた海!っていうんだろ…」
という予想が立っている上での
断り方ができるとこちらも
うれしいなと思っていました。
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まず、全員に言えることは
夏の暑さが感じられない
ということ。
室内なのでエアコンが効いている
ことも考えられるが、
冒頭から「暑い!」って
思った演技をしておかないと
雫を説得する際に
説得力ダウンしてしまいます。
次に、「……」の処理が
あやふやな感じも見られました。
「……」と書いてある以上
何か表現をしなければなりません。
絵がついた作品の場合は、
そうとは限りませんが。
特に「え……無理」や
「……わーったよ、いくよ、海」
に関しては、重要です。
これらのセリフは
それぞれの前の雫のセリフを
引き立てる役目を持っています。
その中でも「……」の部分は
太一のリアクションを表し、
それは雫がどんな言い方を
したのかを表しています。
ここを意識できないと
雫側の演技を殺してしまうので
それは避けたいですよね。
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まとめ
今回の台本を掛け合いにしたのは
読解の幅を狭めてみたとき
皆さんがどう応えてくれるか
試してみたかったという側面が
ありました。
やってみた結果、
どうも納得がいかずに
一度上げた音声を
消してしまう方が結構いて
驚きました。
答えが絞られている方が
演じやすいかも
と思っていたのですが
実際のところ、
自由な解釈の余地のある台本の方が
みなさんがやりやすそうな
印象がありました。
次回以降は
また以前のように、
オーディション台本のような
ひとり芝居のセリフを
用意していこうと
思っています。
皆さんのまたのチャレンジを
お待ちしています。
RinDa
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