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イントク

子どもの頃に、人に親切にしてもらったり、運がいいことに恵まれると、身近にいる大人たちに報告していた。

大体言われることは、それはあなたが知らぬうちに徳を積んだ結果だよ。と、イントクというものの大切さを伝えてもらっていた。
イントク=陰徳。
陽徳と陰徳があることは最近になって知ったのだけど。

ののさま(と小さい頃呼んでいた大いなる存在)はそこを大切に観ているという。
昔も今も、空を見ると良く思い出すその言葉。


大人になった今に思うのは、ののさまは自分をお空から見ているのではなく、自分の内側にしかいないということ。

何を思い、感じ、行動し選択しているか。
どう在るのか。自分が何を放っているのか。
何を選んでいるかの、好みの問題なのかもしれない。

ただエネルギーは水輪のように広がっていて、人と人の間にも全てのものとの間にその交差する部分がある。

そしてそこが投影された世界での体験を通じて、自分の意識の成長が起きる。

どんな思考や感情を選ぶかで放つものが変わるし、そこの影響を一番受けるのは自分自身。

だからやっぱり徳は誰かに気づいてもらうものでもなく
やっぱりこっそり積んだらいい。



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