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ステロイドがどうしても使えない話。

肌がかゆいとき、蕁麻疹が出たとき。最近では皮膚科にいくと必ずステロイド系の薬がでる。「弱めのステロイドだから大丈夫です。」「治らなかったら強くしましょう。」たいていの皮膚科でこういわれる。

私はきちがい医者と言われている内海聡先生の考え方が好き。20代前半だったかな、はじめて内海先生の「医学不要論」を読んで、衝撃を受けた。と同時にすべてがつながった気がした。

私の両親は、薬剤師。でもなるべく薬を使わないで育てられた。そして家には東洋医学系のものがたくさん。一番覚えているのは「光線」。なんか炭っみたいなもので身体をあっためる割と大きめの器具で、風邪ひいたり腰痛になったりしたらそれを使って治療していた。子供のころはどこの家庭でもそうなのかと思っていたけど、まぁ友達の家にはなかった(そりゃそうだ。笑)

東洋医学が好きな家で生まれたから、代替療法と呼ばれるものが当たり前、そして自分自身に子供が出来てから更に異常なほど薬嫌いになってしまった。俗にいう「自然派ママ」。一人目生まれたときは、かなりいろいろ悩んだ…熱出たとき解熱剤は使うべきか、この傷にはステロイドは必要なのか、医者にいかなければ中耳炎になるのか、そしてワクチンは打つべきなのか。結論は、すべてNO。(私の中で)

多分、悩みすぎて、その負のエネルギーをモロにくらった長女は一番大変だったと思う。三番目を産んだ今では、それらに関してほぼ悩まなくなった。西洋医学が必要なタイミングがなんとなくわかった。それだけで育児が楽になった。

でステロイドの話。私もそうだけど、次女は肌が弱く、乳児湿疹が本当にひどかった。体の冷えもひどく、生まれたときから末端冷え性で、手足がしょっちゅう紫色。普通の小児科にいっても処方されるのはステロイド。確かにステロイドを使うと肌が治るのは早いかもしれない。ステロイドは「免疫」を下げ、「反応」をなくし、痒みを取る。でも本当に考えなきゃいけないのは「何で痒みがでて肌が荒れるのか」ということ。肌が治ればそれでよしではない。

うちの娘の場合、乳児湿疹は「冷え」からきていた。1歳6か月の時に温熱療法に出あい、身体をあっためたらどんどん良くなった。ステロイドは体を冷やすので、もし使っていたらどうなっていたかなと…

そして、3歳を過ぎたころまた肌荒れがひどくなった。その時は「かぶれ」みたいな症状、顔が腫れて手湿疹が特にひどい。周りには少しでもステロイド使ったらと言われるが、本当に怖くて使えなかった…この時一番効いたのは「整体」だった。気づかない間に姿勢がとても悪くなっていた。骨盤のズレが血流を悪くし、リンパの流れも悪くしていたのだ。子供でもこんなことがあるのかと衝撃を受けた。原因は三女が産まれたことによる「寂しさ」かな。ここは推測。東洋医学(中医学)では感情も姿勢に関係すると考える。この後、海洋深層水の化粧水を試して、いまその途中だが、この化粧水も本当にきいていて(大好きな無添加)本当にだいぶ良くなった。もちろん掻きむしった傷はまだ消えていないが、子供だし治りだしたら回復は早い。もう少し様子見。

ステロイドを使っていて、肌荒れを繰りかえす人は、方法を変えてみてほしい。食べ物かもいしれないし、姿勢かもしれないし、冷えかもしれないし、はたまた考え方かもしれないし。

次女もどうか根治しますように。

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