見出し画像

今までの自信や経験は糧になっている?

今回は「新しい環境で、いろいろ求められることが多いと思いますが、今まで積み上げてきたものは、自信や経験値だったりで、糧として残りますか?」について、書いてみようと思います。

これ、答えはひとつで、今まで積み上げてきた自信や経験こそが、今の糧のすべてです!

転職してつい最近までは、先日のnoteに記載のとおり、
とにかく「足りないもの」ばかりに目がいき、スキル不足に気持ちが焦り、ここでやっていけるのかな?と思っていました。

その気持ちがなくなったわけではないですし、
スキル不足は痛感しているのですが、
ある意味、未経験の領域のスキルがないのは当たり前。

そんな今の私を支えているのは、これまでの経験と、私ならたぶん大丈夫だと思える自信(自分への信頼)です。


①経験

私は、経歴と経験は違うと思っています。

私の中で経歴とは、所属していた会社や部署や担当など、
やや表面的な持ち物みたいなものかなと、勝手に解釈していて、同じ会社の、同じ部署で、同じような業務をしている人は、それなりにいると思っています。
(経歴だけは立派な人って、たくさんいますよね!)

対して経験とは、その経歴の中で、環境や仕事、人間関係など、その過程で起きた様々な出来事や感情から学び、
成長や成果に繋げられているかといった、
内面的な持ち物だと感じています。

そういう意味で、私は前職でいただいた経歴の中で、
沢山の経験を積んだという自負はあります。

テクニックやスキルといった、能力面の経験だけでなく、理不尽さや、正しさではどうにもならない組織や人の課題、人の弱さや醜さ、人の優しさや救い、チームワークや達成感などの喜びや楽しさ、などなど。
そして、自分の強みや弱みにもたくさん向き合い、
喜怒哀楽のすべてを、たくさん経験しました。

社会人“歴”がすべてではありませんが、3〜4年で転職をしてきている若者と、私の経験は、絶対に違うことをわかっていますし、人としての深みや幅も違うと思っています。

②自信

私が思う自信とは、日々自分に自信があって、自信満々でいることや、毎日ハッピーばかりで過ごすことではなく、
大小いろんな波があっても、大小いろんなことが起きても、最終的に自分なら大丈夫だと信じられる“後ろ盾”みたいなものがある状態だと思っています。

他人からいただける自信はもちろんとても嬉しいですが、
私がもっと大切だと思うのは、
自分なら大丈夫だと信じられる、自分への信頼です。
そしてその自信を作るのは、経験だと思います。

きっと今歩んでいる、転職したての、
未知の領域ばかりで、一見苦しいこの瞬間も、
何かの通過点なのだろうなと思います。


先週、現職で、本当に恐縮だったのですが、
指名制30名での座談会に呼んでいただき、
要すれば、期待してるよ!もっと上(の職位)を目指してね!という会だったのです。

転職したてだし、スキルにもパフォーマンスにも不安しかないのに、昇進していくことなど全く考えてもおらず、
なぜ私がここに呼ばれているんだろう?と思っていたのですが、私のことを2か月フォローしてくださった方が、
全体に向けて言われていた言葉が、とても印象的でした。

「ここに呼んでいる人は、絶対に特出して素晴らしいところがある。過去の経験でも成果でも、何かが評価されて、今この職位になっている。自分の要素を100としたとき、たぶん無理をしなくても人から強みだと言われる要素が20くらいあるはず。その2割が何なのか、これまでの経験や自分の特性から、よく考えて、そこをもっと強みにしてほしい。できない部分は、できる人で補えばいいから。
簡単に諦めないで!諦めなければ、何でもできるよ。」

普段、めちゃくちゃロジカルで、博士みたいな方なので、
新たな一面を見たようでとても新鮮でしたし、
幼稚園生レベルのスキルの私を、がっつり見ていたはずなのに、この方が問いかけてくれている「2割の強みや経験、自信」って何だろう?とすごく考えさせられました。


経験も自信も、最終的には自分でつけていくしかないんですよね。
私は今この環境で、どんな経験をして、どんな自分になりたいのか、もう少し考えてみたいと思います♡

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?