【予習】芸術単元
【1】自分が好きな作品や思い入れがある作品、あるいは一般的に人気が高い作品を一つ挙げてください。(いわゆる「アート作品」や「芸術作品」のイメージに囚われないよう、自由に挙げてください)
「立花正風体」
私が華道の世界に入ったきっかけの様式です。
「花が生きている」を最も強く感じます。
【2】その作品の「形式上の特徴・独自性は何か」を考えてみてください。
〇形式上の特徴
・立花正風体の特徴は、伝統的な美感と七つあるいは九つの役枝からなる構造を基本とし、草木の出生にならって構成されている。
・複雑で多彩な構成により、自然の面影や草木の風格を表す。
・作品の多くは、細長い花瓶に生けられ、スタイリッシュな見た目である。
〇独自性
・7,9の役枝という限定された「数」の中で作品を作り上げる創造性
・この世で同じ作品は絶対に生まれないという貴重性
・いつかは枯れてなくなってしまうという儚さ
【3】その上で、その作品を評価する(あるいは一般に評価されている)理由を考えてみてください。
・日本独自の何百年も続いている文化を目の当たりにすることに1つの意義がある。
・自然を部屋の中に感じることで、感性が磨かれる。このことに喜びを感じる。
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