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成績を上げるためにどうしたらよいか、という中学生からの質問にどう答えるか

このような質問を受けたことはありますか?

ふざけてちょっと聞いてみた、という生徒からなのか、あるいは本当に悩んで悩んで思い切って聞いてみた、という生徒からの質問かもしれません。でも、誰もが心の中で気にしている質問かもしれません。これについては、作家の木村達哉先生が、ブログやYouTube、個人のメーリングリストからのメッセージでよく話題にされています。そちらで学んだものを、紹介したいと思います。

大事なことは「知らないことを覚える」「理解できていなかったことを理解する」ことです。

KIMUTATSU BLOG
https://www.kimu-tatsu.net/kimutatsublog/archives/14352

成績を上げるための方法、それは

①分からないところを理解する

②覚えていないものを覚える


この2点を、実践することです。とても明確な答えですね。

木村達哉先生のブログやメーリングリストは英語の指導だけでなく、生徒の成長を支える立場としても参考になります。もちろん、木村先生が教えていらっしゃったのは、私立の中学校、高校の生徒さんです。彼らは受験をくぐり抜けて学校に入ってくるわけですから、勉強に取り組む姿勢という意味では、もしかしたら、公立中学に通う生徒と違いはあるかもしれません。ですが、この2つは簡潔で、当たり前で、だれが聞いても、中学生が聞いても、そりゃそうだ、と納得できるものです。こういう簡単な言葉で、成績をあげる方法を伝えてあげるといいかと思います。繰り返し、です。

この2つは、別の見方をすれば、成績を上げるのに「近道はないよ」ということだと思っています。どんな目標にも同じことが言えます。英語を苦労なく話せるようになりたい、という目標にもです。中学生だけでなく、私も、最短で英語が話せるようになったらいいなと思いますし、もっといい方法はないのだろうか、と方法ばかりを探して結果的に努力できていないなと感じることがあります。

そういうときは、この

①分からないところを理解する
②覚えていないものを覚える

これを地道に実践していくしかない、ということを自分に言い聞かせてあげなければならないと思います。大人は、自分でそこに気づかなくてはいけないと思いますが、中学生には、やはり先生がやってあげなければならないと思います。生徒の代わりに努力することはできませんから、生徒が努力できるように仕向けてあげる、そして卒業してからも自分で英語の勉強を(そして話すための練習を)継続できるようにしてあげるというのが、先生の仕事だと思っています。

木村達哉先生のブログ

http://www.kimu-tatsu.com


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