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ゆとりでさとり、ど真ん中。

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雑談集。仕事の話、考えたこと、感じたこと。
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#友人

雇用形態関係なく働けたのは、この会社が初めてでした

せっかく関わってくださったのであれば、その人らしさを大事にして、一緒に働いて笑いたい。 #はたらいて笑顔になれた瞬間 課題しかない「これだから派遣はイヤなんだよ!」 その言葉に私は思わずギョッとした。 以前勤めていた会社で、私が人事部に異動したてのころの話だ。 私のデスクの前で、営業チームのリーダーが苛立ちを露わにしている。聞くところによると、出勤予定の派遣社員の方が三日連続で遅刻をし、そしてとうとう無断欠勤をしてしまっているとのことだった。 当時の社内では半ば「ある

Jeepに乗って

白いチェロキーで現れたそいつは私の高校時代からの、そして今後もずっと連んでいたいと思う、数少ない友人の一人である。 京葉道路から湾岸線 「俺さ、去年、突発性難聴になっちゃって。左耳が聞こえなくなったんだ」 ドライブの誘いを受けて合流し、「どうよ調子は」と挨拶がてら聞いた私に対して、友人はサラリと告白した。 私の周りでも何人か聞いたことがあったから、その事実にさして驚きはしなかったけど、彼なりに苦労してきたことがあったのだろうと思った。 「今は?」 「今はもう治った。お

オーストラリアとよもぎのたまごボーロ

ナイツの塙ばりに七三に分けていたフサフサの髪の毛がスキンヘッドになっていたけど、そこは大した問題ではない。 久しぶりに会ったそいつは、びっくりするくらい変わっていなかった。 茹でれば万事OK その幼なじみは某大手石油会社で働いていて、今はオーストラリアにある支社にいる。結婚後に奥さんとともに向こうに移住し、奥さんはそのままオーストラリアで出産も果たしていた。 小学2年生の頃にそいつが転校してきて登校班が同じになってから、付き合いはかれこれ20年。 その後私があらゆる関係