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ゆとりでさとり、ど真ん中。

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雑談集。仕事の話、考えたこと、感じたこと。
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2022年5月の記事一覧

Jeepに乗って

白いチェロキーで現れたそいつは私の高校時代からの、そして今後もずっと連んでいたいと思う、数少ない友人の一人である。 京葉道路から湾岸線 「俺さ、去年、突発性難聴になっちゃって。左耳が聞こえなくなったんだ」 ドライブの誘いを受けて合流し、「どうよ調子は」と挨拶がてら聞いた私に対して、友人はサラリと告白した。 私の周りでも何人か聞いたことがあったから、その事実にさして驚きはしなかったけど、彼なりに苦労してきたことがあったのだろうと思った。 「今は?」 「今はもう治った。お

不調の「中身」を他人に委ねるな

外から見えないその理由について、自分以外の誰が分かると言うんだろう。 憤慨 漢方のカウンセリングに行った。 私の低血圧ぶりを心配した知人から、「漢方よかったよ。無料で話だけでも聞いてきたら?」と言われ、興味本位で漢方専門店に来てみたのだった。参考程度に言うと私の血圧は「最高血圧96・最低血圧60」がここ最近の平均値。29歳というこの年齢で上の数値が100を切ってしまうのは、やはり「低すぎる」らしい。 でもそのカウンセリングにて、私は自分の想像している以上に、「その状態」

アイコンのチカラ

良い仕事を見たら、無性に良い仕事がしたくなる。 おえかき帳 そのいとこの絵が上手いことを知ったのは、私が5歳のときだ。いとこは小学4年生くらいだったと思う。 私は大家族のくせに人が集まる場所が苦手で、正月はよく一人、部屋の端っこで絵を描いていた。とはいえ私が描くものなんてお花とか蝶々とかがせいぜい良いところで、具体的に何を描きたいか、とか上手くなりたい、とは考えたこともなかった。ただ幼稚園のおともだちや姉や妹よりも、自分の目で見て上手だと思えたら満足していた、そんな時期。