見出し画像

アベプラ

先週のAbemaPrimeで不倫について扱った時に、
兼近くんから出た言葉に対してすごく驚かされて、思わず「すげぇ」と漏らしてしまった、という出来事がありました。

ただ、「りんたろー。が相方の言ったことに感心して泣きそうになってた」なんてコメントもあったんですが、さすがの涙腺バグりんたろーの涙腺もそこまでバグってはいないので、それは否定させてくださいw

話題は「夫に不倫された妻が、子供がいる手前、経済的な理由で離婚できない」というものでした。それについて出演者のみなさんと議論していたところ、兼近くんがこんなことを言いました。

「子供がいるから別れられないとかよく聞くけど、子供は親が幸せだったらそれで幸せだと思う。子供のせいで不倫した旦那といなきゃいけないって言われた方が子供はよっぽどきつい。お金の問題は子供が助けることもできる。もっと周りの人に助けを求めていいし、それが子供でも僕はいいと思う。」

えぇーーーーー!!!
正直度肝抜かれましたよねw

これってきっと、兼近くんが貧しくても親御さんやきょうだいと仲良くハッピーチャラ貧乏(本人談)で過ごせていたことや、自らすすんで家計を助けていたことなんかを考えると、子どもの頃からずっと思ってきたことだと思うんですけど、
僕は隣で聞いていて、どうしたらここに行き着くんだ!?と驚いてしまいました。

たぶん本人にとっては自分の中で当たり前のことすぎて、マイノリティな意見を言っているっていう意識もないんだろうなと思うんですが。
生き方が違うとこんなにも考え方が違うんだ。こんなたくましい子ども俺の周りにいたか? という考え方の違いに対する「すげぇ」だったんです。

ごくごく普通の家庭でぬくぬく育ったりんたろーならまず親が不倫したなんて知ったらおそらく受け入れられないと思うんですよ。
その事実だけでおもくそ非行に走っていたんじゃないかなって思います。
子どもの頃の僕は、親には仕事や家事をしてもらって、美味しいご飯、きれいな服、きれいなおうち、気兼ねなく勉強出来る環境を整えて欲しい。
なんてことを当たり前のように求めていました。(恥ずかしい話ですが)
親が恋愛なんてありえない。そんな概念すらなかったので、もしそんなことがあって、それを知ってしまったら、僕の人格はもう修正不可能なくらい屈折してたと思うんです。
我ながら温室育ちすぎるかもとも思いますが……w
でも兼近くんはそんな状況になったら屈折するどころか「働いて親を支える」とまで言い放ったのです。

彼は親のことを、自分を庇護してくれる完璧な存在としてではなく、1人の人間として見ている。
その視点を得るに至った壮絶な幼少期を想像させられて、思わず口から「すげぇ」という言葉が漏れてしまいました。

僕たちはコンビの中でも普段からよくいろんなテーマで意見交換する方だと思っていたので、これだけ話していてもまだ相方の知らない部分に触れることがあるんだなぁとしみじみした回だったと思った今日この頃の僕でした。
今後もアベプラでいろんな議論をしていく中で、
兼近くんの新たな一面や、独特の思考回路を知っていけたりするのかな? 楽しみです。

お後がヒュイゴー

EXIT りんたろ

この記事が参加している募集

#おうち時間を工夫で楽しく

95,516件

ありがとう✨でもサポートは気持ちだけで充分だよ💕あなたのために使って欲しいな😘