運命

長女、今でも人見知りなのですが、
小学校4年生までは、
「学校で誰と仲良くして貰ってるの?」と聞くと、
「折り紙。人間と仲良くしないといけないルールでもあるワケ?(ブチギレ)」
っていう返事が返ってくるくらい、
超人見知り…人嫌い?でした。

そんな小学4年生の頃の話。

担任の先生が物凄く素敵な方になり、
いつも心が温かくなるお話を沢山、子ども達に聞かせてくれて、
クラスの雰囲気が劇的に良くなったそうです。

すると、それまで学校から帰宅すると、
「もう学校やだ!行きたくない!」
って大泣きし、壁に物を投げ付けたりもして、
毎日のように暴れていた長女が、

担任の先生が話してくれたお話を教えてくれて、
楽しそうに幸せそうに、学校へ通ってくれるようになりました。

その時、長女の将来の夢は、
「小学校の先生になって、その担任の先生と一緒に働く事」になり、
6年経った今でも、その夢は変わっていません。

感謝してもしきれない、
長女にとっても、私にとっても、恩人のような先生。

その翌年は3年生になった次女の担任、
さらに次の年は2年生になった三女の担任もしてくださり、
うちの三姉妹全員を担任してくださった先生は、
後にも先にも、その先生一人だけです。

よほど御縁があるのだろう、と感じて、
先生にお願いして連絡先を教えて頂き、
(私も人見知りだから、いつもは絶対そんな事できないんだけど)

でも、お忙しいだろうから、と、実際にはメールは送らずにいたんです。

そうしたら、つい数週間前、
「いつもバイク通勤なんですけど、
 道路に雪が残っていたので徒歩で通勤したら、
 たまたま長女さんにお会いしました!」
と、先生の方から連絡が…!

先生…!!

「長女さん、もうすぐ受験ですね!
 結果が分かったら、ぜひ、教えてください!」

そう言って頂けたので、長女の結果があった後に、先生にご報告したんです。

そしたら。

そしたら、ね?

なんと、先生のお子さんも、
うちの長女と同い年の中3で、

なんと、

同じ高校へ通うんだってー!!(鳥肌っ)

人見知りの長女は、同級生が行かなそうな高校を選んで、同じ中学からその高校へ行くのは長女一人。

先生のお子さんも、同じ理由で、一人だけその高校を志望したらしい…ウソデショ、信じられない。

その事を長女に興奮気味に伝えて、
「仲良くなれると良いねっ!」
って言ったら、

「どうだろ?私も人見知りだし、その子も人見知りなんでしょ?(笑)」
って笑ってた。

長女。

良かったね。

受験合格、おめでとう。