休日の過ごし方
休日は、なにをしたっていい。寝ていても誰にもなにも言われず、少し動いただけでいつも以上に自分を褒めてあげたくなる。
友達に会うのもまたいい。
前もって先の約束をする時の楽しみも好きだけれど、「今日なにしてる?」そんな風に突然予定が決まることもとても好き。きっと、その方が自分の性に合ってる。
急ぎつつも丁寧にお化粧をしたり、部屋の掃除をしたり、家に遊びに来る人に振る舞うごはんを作る、少しだけ忙しない時間が恋しくなる。
人に会う話をしていたけれど、最近の休日はゆったり気ままに過ごしました。
ロングスリーパーな私に睡眠は不可欠。起き抜けに飲む麦茶は何故あんなにも身体に染み込むのか。小説を読んだり、音楽を聴いたり、掃除をしたり、合間でちょっとした業務を終わらせたり。
外が暗くなってきて、薄暗いオレンジのあたたかい照明に包まれる時間もまた至福。
部屋の灯りに白電球は使わない。それが私なりの"動かなければいけない"モードを完全にOFFにするコツ。
動かないと言っても、好きなことのためには動きたいから、家にいる休日は決まって丁寧に夜ご飯を作ります。
スーパーに買い出しに行って、自分が食べたいものをゆっくり料理。熱で溶けていくバターのように、柔らかくなっていく具材のように、自分自身もほぐされていく。
そういえば、冬の終わり頃から使っていたフィルムの写真をようやく現像に出してみたら、さくらの写真ばかりだった。春がいちばん優しい季節な気がする。
まったりしすぎて行けなかったお花屋さんは次の休みに。
凜