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読後感#4 IT全史ー情報技術の250年を読む

 腕木通信、電信、ラジオ、テレビ、パーソナルコンピューターと、情報通信・情報技術の遷移が紹介されている。近代的な情報通信の本質とは、手紙や紙のメモといった手にもてる媒体を通して伝達する方法から、手に持てない媒体を通して伝達する方法と考えると、腕木通信がその嚆矢となる。考えてみれば、今のコンピューターもデジタルなビットで情報をやり取りしており、その近代的な方法には250年も経とうとしているのだ。一方、インターネットの大衆への伝播の歴史を見ると、50年も経っていない。過去を見渡すと、今のインターネット、パーソナルコンピューター時代は生まれて間もない通信手段なのだ。


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