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お財布迷走曲~出会ってしまったのだろうか~

今日、父の受診送迎と母の買い物送迎を終えた後、地元のショッピングセンターに足を運んだ。
夏用のサンダルを見てみたかったのだ。先日GUで見てみたけど、思うようなサンダルがなく、休日で人も多かったのでさっさと退散した次第。私は人混みが苦手なので。

サンダルに求める条件はローヒール、もしくはフラットであること。ちょっと金具がついてるといい。ビジューがたくさんついたサンダルもいいけど、よく歩くことを考えるとスポサンになる。
デニムとスカートに合えばなお良し…みたいな感じで、でも特にネット等で下見はせずふらりと見に行った。
でも買い物慣れしていないからなのかどうか、実際に見に行くと???となってしまう。
どんなのがいいんだったっけ…と頭が空白になる。
こんな時のために妄想クローゼットを準備しておくのって大事なんだろうなと思う。
靴下屋が入っているモールなので、覗いてみたけどここにも心惹かれるような靴下が今日はなかった。服屋さんの靴や、専門店に置いてあるサンダルにもピンと来ない。
そもそもファッションそのものがまた迷路に入ってしまったから致し方ないのかもしれない。

今日はしまむらで購入したオリーブ色のシャツワンピースを羽織り、中にグレーのタンクトップとスキニージーンズを合わせた。指はパタリーのリングとmmmのキヌガサタケリング。小物があるだけで気持ちが変わる。
バッグは布製のショルダーバッグ。買い物に付き合うのでこのぐらいの方が動きやすいし楽なのだ。

思えば自問自答ガールズを名乗るようになり、がちがちにファッションを意識するようになった気がする。
私がなりたい姿、とかじゃなくて人と会うのにはずかしくなく適度におしゃれだったり、ガールズに見合うようなちょっと背伸びしたブランド服とか小物とかを持つとか、そういうのがすごく気になった。
ガールズと会う時に、え、だっさ…と思われないように、とか。(そんなことを思うガールズも友人もいないんだけど)
思えばずっと容姿をバカにされたり、服のセンスに自信がなかったりしてきたことが大きいのかもしれない。
何を着ても変、田舎っぽい、ダサい…。
私のスタイルが悪いのが原因かな、と思う。でも世の中、すれ違う人には正直私よりもかなりふくよかな女性もいるけれど、おしゃれで生き生きしている。
私は自宅の鏡を見てよしこれでいいなと思ったにも拘らず、外に出るとしょんぼりしてしまう。店員さんに声をかけられても、あ、いいですすみません…こんな者が…と後ずさりしたくなる。結果的にほとんど声をかけられないしまむらやハニーズが行きやすくなる。

あきやさんの本を読んで講演会を聴き直そうね!

で、そうだ財布を見ようと専門店街のカバン専門店に行ってみた。
いつもほとんど同じラインナップだけれど、今日はネットで下見していたアナスイの財布も置いてあったので試しに持ってみる。
(重っ…!)

中の生地も鮮やかで素敵なので、いいなあと思っていたのだけど意外と重かった。私はいろいろ持ち歩いてるので財布は少しでも軽い方がいい。財布の試着も大事なんだなと改めて思った。
あと、この形に似たタイプの財布もあった。

軽くていいのだけど、何か違うかなーとなった。
がま口、二つ折りであることは譲れないのだけど、これでもないなと感じる。

そしてひとつだけ、いいかもしれない…と感じた財布があった。そう出会ってしまったのかもしれない。

この財布の黒が置いてあり、何気に手に取ってみた。
やわらかい手触りで扱いやすい。中のドット柄が私には可愛すぎるかな…というのと、20代の娘もジルスチュアートの財布を持っていて、娘は嫌がらないだろうけどかわいらしいイメージの娘と私ではかけ離れている。私が持つような財布ではなさそうだ…

それに地元のお店でいい感じのがま口財布が出ていた。
通販だけど、見た感じは良さそうだった。こだわりを持って作られているのがわかる財布。

売り切れで入荷待ちなので、メールの登録はしておいた。
地元で頑張られているお店なので、応援したい気持ちもある。
ただ、実店舗がないので出たとこ勝負ならぬ買ったところ勝負。

と、ここまで書いたところで休憩中の娘からLINEが来たので、ついでにジル・スチュアートの財布を見たことを話した。ジルの財布は使いやすいという返事。

うわもうどうしよう。そう、手触りがとてもよくて「わあ…」と思ったのだ。
このnoteを公開したら買いに行ってしまう気がする。いや待て落ち着け。財布は十年使うとうちの夫も言っていた。

そういえば今の財布っていつから使ってるんだろう。

スピ沼にハマってる時に買ったのだったか…。正倉院、あまり詳しくないくせに歴女を気取りたくて買った気がする。古墳だ遺跡だ何だ言ってるけど、〇年に大化の改新とか全然覚えていない。明日香村にある古墳なら大体地図なしで行けるだけの上っ面歴女だ。
しかしそうなるともう5~6年前かもしれない。
これも内布が正倉院文様でおしゃれなのだ。けれどもうかなり傷んできている。綺麗に拭いてはいるけど、画像を見れば一目瞭然だ。
バッグも小さくなっているし、二つ折り財布の方がいい。

とりあえず、今年の夏は財布を変えるつもりではいた。
そこにアナリーゼで使用する精油をそろえるというのも加わった。
諸々を考えると服はやっぱりファストファッションになってしまう。
今全力を振り切りたいのはアロマテラピーなので、そこはもう割り切るしかない。

でもファストファッションになるであろうとはいえ、コンセプトに合う?
買っちゃっていいの?
今の財布を長く大事に手入れして使えばいいんじゃないの?
(なんで財布一つ買うのにこんなに躊躇するのか自分でもわからない)
(もったいない精神が顔を出すのかも)

そしてふと、あきやさんのnoteを思い出して引用など。

お財布って「顔やスタイルやファッションに似合う」を考えなくていい、唯一のアイテムなので、趣味が何よりも出ます。むしろ趣味を色濃く出していい、特別な「ラッキーポジション」なんですよ。

あきやさんnote「お財布を100個持っていてもいいじゃない」

あの財布、趣味というより何だろう、手触りがとてもよかった。
でもちょこんとついたハートもかわいいなと思った。
そもそも黒い財布って持ったことがないような…。茶色か白が多かった。
だからさあ~財布なんて別に何でもいいじゃない…今のが気に入ってるなら、多少の不便は我慢して使えばいい。今だって使ってるし。
ただでさえファッション迷走してるのにさ…。

ううう…。
(悩んだままnoteを閉じる)


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